a11
6月11日 これがラン菌共生エビネ栽培
宇井 清太のらん展にはエビネ愛好者も多く来てくれる。
そのために・・・エビネのペレポスト 2号 ゴールド 大鉢つくりを展示している。 無造作に・・・だ。
ペレポスト 2号 ゴールド 同じ鉢で約10年栽培したエビネ。 ラン菌との共生栽培・・・自生地再現炭素循環ラン栽培である。
旧い下葉を一度の取らない・・・。この枯れ葉が翌年の養分になる。ラン菌のエサになる。
それで・・・株の周囲は病害菌が侵入出来ないエリアになる。 ウイルスはラン菌のキチンで不活性化する。
だから・・・自生地では・・・ウイルスで被害など起こらない。
これを掘ってきて・・・ラン菌のいない「ボラ土」などで栽培し、化学肥料与えれば・・・直ぐにウイルス、軟腐病に侵される。
そうして・・・ニオイエビネは・・・ほとんど絶種。
ニオイは・・・ウイルスに弱い!
こういうバカバカしい・・・観察が・・・行われてきた!
そんなにウイルスに弱いニオイエビネが、御蔵島で・・・神津島で・・・・咲き乱れた。
なぜ・・・ニオイエビネにラン菌で「忖度」しなかった。
エビネ。
日本列島からエビネが消滅しつつある!
乱獲である。
このランにとっての最大の敵は・・・人間であった!
最大の不幸は・・・地震でも、火山噴火でも、豪雨でも豪雪でもなく・・・・
栽培法が確立されない中で・・・エビネブームが・・・・一部業者によって仕掛けられたことである。
ウチョウランも同じ。
ラン菌と共生して生きている野生ラン・・・ラン科植物は全て野生ラン・・・であるが、あったが・・・・・
本屋さんが「野生ラン」などという・・・バカげたネーミングで本を出した。
野生ランの「栽培法」という本まである。
この中に・・・・ラン菌との「共生」・・・という最も大事なことが欠落した培養土が記されている。
これは洋蘭界???の原種でもいえることである!
ラン菌など・・・見事に削除、無視。
バカの一つ覚えの喩の通り・・・・水ゴケ。
大御所が書いた本を見て・・・どの本も同じようなこと書いて・・・栽培講習会も・・・右習えでの講習会。
つまり・・・蘭界にも「忖度」・・・という日本的な「村社会」が存在して・・・動いてきた。
この忖度の中で・・・異端の宇井 清太は・・・苦慮してきた。
蘭展の会場には・・・この忖度が充満していたからである。
組織というものが作られると・・・必ず・・・この「大御所」「忖度」という空気が芽生える。
メデアも・・・大御所を作り上げる!
メデアも権威になる。
原種栽培。
ペレポストを開発した2006年、この原種と水ゴケに宇井 清太は言及した。
ラン栽培の王道は「育種」である。新花作出である。
原種栽培は・・・ランの王道ではない。
ところが・・・日本では「唐沢先生」の「原種」の素晴らしい本が出版されると等して・・・
「原種栽培しないものはラン作りと言わない」とまで言う者まで現れた。
原種栽培が・・・奔流のように・・・蘭界を支配した。
つまり、1ドル360円から、1ドル100円という為替レートになったから・・・・
貧しい国から・・・安価に原種を輸入できるようになったて・・・雨後の竹の子のように、ランの業者が生まれた。
・・・・だから・・・宇井 清太は原種ならラン菌との共生栽培を提唱した。
ところが・・・このラン科植物の根本の科学より・・・枯らす園芸を主張するビジネスを行なう業者ほとんど。
ラン菌など・・・カンケイナイ大先生たちが蘭界の多くおられた。
蘭展の審査員。蘭友会の・・・。
物凄い・・・抵抗勢力。・・・・。ペレポスト無視。
蘭を普及しなければならない業界が・・・・逆に動いた。
ラン菌との共生は・・・科学的真理である。
これを・・・無視する蘭界の後進性、非科学性。
ラン菌の発見とペレポストの発明は・・・・ラン栽培の根幹に関わる革命である。
旧来の栽培法を一気に・・・過去のものする。
宇井 清太の洞察した通り・・・科学に背を向けたラン栽培者に・・・進歩はなかった。
原種では蘭展でも人を集められない。
プラントハンターは・・・地球にとって・・・生態系を破壊する者だからである。
NHKはバカげたことにプラントハンターを称賛した・・・
片方の番組で・・・アホウドリの再生の苦闘を放映。
しかし、ランブームが去ると・・・リーマンショックが蘭界を直撃し・・・・・
蘭展の入場者は激減。
巨大な広告会社が・・・乗り出しても・・・そんな小手先手法では元に戻すことは出来なかった。
アレコレ・・・有名人を動員しても。
当り前のここであるが・・・蘭展の「主役はラン」である。
宝塚でも歌舞伎でもない!・・・・水族館でもフラダンスでもない。
蘭より入場者重視。
ランは・・・たたき売り!
つまり・・・一つの「興業」。
その・・・姿を見て・・・・
出版社は「蘭の本」など見向きもしない・・・。
ランは本屋さんからも見捨てられた。売れない本など・・・倉庫のゴミでしかない!
進歩の無いところに「隆盛」はない。
ラン界は・・・大きな勘違いをしてきたと・・・宇井 清太は思っている。
もはや・・・取返しできないかもしれない。
バブルの中で・・・安直な原種愛好を推進してきた「ツケ」。
枯らすラン栽培で商売してきた。
人間に忖度するより・・・ラン作りならランに「忖度」すべきである。
ランが本当に喜ぶ「培養土」で栽培することである。・・・これが本当の「忖度」である!
コロナと「共存」する社会。
ラン菌と共生する蘭界。
これが・・・・これからの蘭界の歩む姿であろう。
枯れるから売れる。
こういうバカげたことをいう・・・ビジネスを、終わりにしたい!
コロナは・・・一気に蘭界を変えるかもしれない。
蘭展・・・2m間隔で・・・鑑賞なら・・・成立は難しい。
今年の秋から・・・来年・・・・蘭界はどうなる????
東京ドームの蘭展は出来ない???
賞を目指したラン栽培は・・・成立しなくなる。
・・・・・ようやく本来のラン愛好の姿に戻るチャンスではないか!
ペレポスト販売は絶好調!
やはり、植物、作物栽培の根本は「培養土」である。
ペレポスト発明から13年・・・・ようやく、ラン菌共生栽培法が・・・普及してきたようである。
いづれ・・・ペレポストを普及しないラン会は・・・衰退して行く・・・・。