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    6月13日

    
                     不易流行
                              
                        不易流行。松尾芭蕉の俳諧の「理念」である            。
                        宇井 清太のランの理念でもある。                  宇井 清太 オリジナル写真展   ささやく・・・魅惑の唇美展

                        花の育種は流行に支配される。
                        ・・・・俗社会の経済の世界には・・・「流行り追わない・・・バカ追わない!」いう言葉がある。
                        時流に乗らないものは・・・バカ。
                        ラン界では・・・お利口な人は皆・・・原種を追った。
                        この無観客蘭展は・・・バカな男 宇井 清太の空前絶後の蘭展である。

                        不動の理念と信念を持つものを・・・バカという。
                        近頃では・・・「赤信号・・・皆で渡れば怖くない」。
                        その果てに・・・リーマンショック。
                        得体のしれない金融商品に・・・銀行が我も我もと群がった。
                        ランの鉢物栽培も・・・雨後の竹の子のように生まれたが・・・・鉢物部会は消滅。
                        メリクロン業は・・消滅。
                        コロナで・・・今後・・・民衆はどう動く・・・???
                        
                        10年前の新品種が・・・ほとんど・・・カタログから姿を消している。
                        消耗品である。
                        自動車・・・の大衆車と同じビジネスモデルをラン界も真似た。

                        流行を追うのは易しい。
                          流行歌手
                          流行作家
                          流行・・・・品種
                            和蘭、テーブル シンビジューム・・・・よくぞ考えるものである。
                          その次が・・・ない。
                          ラン界に、次に仕掛けるものが枯渇している。
                          次が無い!
                             流行を作ったものが、流行に呑み込まれ・・・・行く先が見えなくなる・・・。                        

                        しかし、世の中には「不易」なものがある。
                        宇井 清太は・・・それを追い求めてきたが・・・・
                        多くの人から・・・「宇井さんは、まだ、シンビなの???」
                        目の端に侮蔑と憐みの光を宿して・・・言われ続けてきた経験を持っている。
                        原種にうつつを抜かしている輩である。
                        「シンビでは・・・賞など・・・取れないよ!」
                        こういうバカバカしい輩が・・・蘭展の会場を大きな顔して闊歩していた。
                        つまり、東京ドームの蘭展が「権威」だという。
                       
                        原種、原種・・・未熟なものほど珍奇なものに手を出す。
                        ラン菌との共生も知らないレベルで・・。
                        ラン作りでありながら・・・サンダース リストを知らない輩であった。
                        3000円で買った株を数年作って「最高賞」・・・???
                        こんなレベルがラン界???・・・日本一????
                        日本の蘭界には ・・「オーキット オブ ザ イヤー」が無い。
                        「シンビジューム オブ ザ イヤー」が無い。
                        アメリカにも、イギリスにもある。
                        それが最高賞である。
                        人寄せパンダでは・・・。


                        他人の山から掘ってくることなど誰にでも出来ることなのであるが・・・。
                        そのレベルが・・・日本のラン界のレベル。
                        
                        業者が作った流行にのせられた・・・ラン遊び。
                        ほとんどのものが・・・・去った。
                        ブームを創った業者も・・・次々に消滅。
                        

                         
                           今年の新花  花径 14㎝の巨大輪  ジャンヌ ダルクを♀に使用した。






                                                      
                                                       今年の新花  スプラッシュ 花径12㎝





                                           

                                             キヨコ プロムナード  花径12,5㎝    イイ熟女のキヨコである。

                                                            このリップの燃える紅は・・・宇井 清太を誘っている女の情念か。
                                                            宇井 清太の夏の夜の妄想である。

                                                一人の男では・・・・イイ女に磨きあげることはできない・・・。
                                                若い時の美しい明眸皓歯の女も・・・男次第で・・・・夜叉になる。
                                                今は・・・つまらない男など捨て去って・・・シングルマザーが普通になった。
                                                でも・・・・。