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      6月23日


                    2倍体の巨大輪花の作出



                

                  キヨコ プロムナード   花径14,5cm
                   この交配からは・・・2倍体であるが花径15㎝の巨大花が咲く。

                          3倍体での巨大花は・・・子供を生めない体になっているので、交配親に使うことが出来ない。
                          そういうことで、2倍体であるにもかかわらず・・・3倍体の巨大花に匹敵する花、交配親を作る交配を行なってきた。



                 日本のランの育種は、第一次石油ショック 昭和48年で石油が手に入らない・・・ことを経験してから、
                 花を・・・小さく・・・小さくしてきた!
                 三浦二郎氏は・・・カトレアで、ソフロニチスを交配親にして、「ミニ」「ミディ」のカトレアを創った。
                 耐寒性が強いので・・・低温でも・・・石油を使わなくても・・・楽しめる洋蘭である。
                 これは・・・アメリカのラン界も同じで・・・・レリアの交配が多く行なわれた。
                 耐寒性である・・・・。
                  
                 バブルが弾け、リーマンショック後・・・・シンビジュームは「和蘭」「テーブルシンビジューム」と銘打って、
                 小型化路線を宣伝している。

                 ここまでシンビジュームが・・・仕掛けられると・・・・
                 この後、何を仕掛けて・・・メシ食って行くのだろうか・・・と心配になる。
                 ・・・・。
                 草花以下になった!

                    本当に、未来に・・ラン界の発展、隆盛などあるののだろうかと・・・思ってしまう。


                 コロナで・・・ますます・・・ランの王道を行く育種は出来ないだろう。
                 やれば・・・夜逃げが待っている!

                 
                 



                        



                           キヨコ プロムナード  花径 14,5㎝  2倍体。