原種 lowianumから百数十年、Cymはここまで進化した。
 Sleeping Beauty
 Rose Armstrong
 

 Bryant’s アルビノの名交配種

 lowianum”alba”

Brtant,A.

メンデルの法則実証の交配

RHS登録 1970年
登録者 Bryant,A.
花径 12,5cm 2−3月咲き 大型種
 
RHS登録 1970
登録者  McBean’s

花径12cm 2−3月咲き 
大型種
Sleeping Beauty
 (Sussex Dawn x Durham Castle)
Sussex Dawn
 (Sussex x Ramboda)
Durham Castle
  (Ruth x Plover)
白き神々への道。
それは前記のファラオの系図が示すように、エベレストの頂上を目指すように、膨大な遺伝子の迷路の中にある細い道をたどる作業であった。ピュアカラーの花はファラオが発表されるまで育種の理論がなく、交配している中に偶然生まれるものと想われてきた。
A,Bryant氏が20余年の歳月をかけて、前記の系図を構築し、実際に交配開花させたのがPhraohで1970年のことである。
この論文をCSA会報に発表。ピュアカラーシンビはメンデルの法則に当てはまることを実証したのである。それは、砂漠の中で埋もれたPhraohの遺跡を探すのと似ていたのかもしれない。シンビは交配から開花まで最短でも6年、実証するには3代
を要するので20年以上の歳月を必要とする。1970年、彼によって白き神々へのルートは切り拓かれた。

現在、ラン界はアルビノを作出するとき、全てのランでA,Bryant氏の理論を用いて交配している。
  MS−2000G
  RHS登録 1954年
  登録者 Low’s
  花径 12cm 2−3月咲き
  大型種

   

garapagosu17