土手に群生する菌根イソギク。
周りは雑草であるが・・・・菌根イソギクは集団で、更にアレロパジー物質で、
エリアを確保している。
比較
左 写真 菌根イソギクを植えい遊歩道。
右 写真 菌根イソギクを植えた遊歩道 雑草が生えることができない。
菌根イソギクのアレロパジー物質で雑草が生えることが抑制されている。
日本再生循環研究所近くに栽植した菌根イソギク。 12月上旬。
遠くの果樹は・・・サクランボ。
雑草を撃退して、菌根イソギク独占。
低温生長力。
他の雑草の種子が・・・ようやく発芽する頃・
菌根イソギクは、写真のように葉を密生させて、
地面に太陽の赤色光を射さないようにして発芽を抑える。
多くの雑草の種子は、赤色光が種子に当たらないと発芽しないで
休眠する。
この種子の性質を菌根イソギクは逆手にとってテリトリーを確保。
そのために葉組を絶妙にしている。隙間がない!
キク科の侵略的外来植物を撃退できるのは、
同じキク科の「菌根イソギク」しかない。
毒は毒をもって制する!
菌根イソギク。
早春・・・他の雑草が動き出さない早い時期から、
生長を始め、他の雑草の種子が発芽できないようにする。
「早い者勝ち」の戦略である。
野立てソーラー建設予定地の
アレチノギク、ヨモギ・・・。
侵略的外来植物 セイタカアワダチソウ。
根から毒素 アレロパジー物質を出して、他の植物が
生存できないようにしている。
手前は アレチノギク。
野立てソーラーは、こういう植物との20年の戦いになる
菌根イソギクは野立てソーラーの救世主である。
理想と究極の緑化である。
その理由は・・・
菌根イソギクは雑草を撃退する素晴らしい特性と強靭な生命力をもっているからである。
更に他の雑草の発芽を抑え、生長を阻害抑制するアレロパジー物質を分泌する。
こういう植物が日本に自生していたことが驚きでありある。
しかし、日本の緑化界で・・・これまで誰も取り上げることもなく見過ごしてきたことも不思議である。
多くの緑化植物は外国原産である。
日本も、ようやく「生物生態系」が重要なこととして環境省でも取り組むようになって、
「侵略的外来生物」が認定される。
野立てソーラーにおいても、侵略的外来植物の「クローバー」を栽植している例がある。
道路の法面緑化でもイネ科の外国原産植物を栽植してきた。
そういう歴史と実例が緑化にはあるが、日本の緑化は、日本原産の固有種で行うべきである。
日本再生循環研究所は、その理念で日本原産の主要植物3000余種を一つ一つ・・・
約10年の歳月をかけて考察して、そして発見したのが「菌根イソギク」である。
雑草に勝つ!
菌根イソギクは雑草に勝つ。
このたぐいまれな特性を日本再生循環研究所は喝破した。
この特性を野立てソーラーに利用すれば、素晴らしい野立てソーラーができる。
しかも、日本の環境、景観、生態系を保持しながら・・・電力を作れる。
野立てソーラーのエリアは、雑草から見れば、まことにオイシイ新しい植民地、新天地である。
ありがたいことに、以前の雑草を・・・重機で剥いて・・・新しい裸の地面を作ってくれている。
こんなオイシイ場所はない。
そういうことで、多くの種類の雑草は・・・地面争奪戦を繰り広げる。
2年も経たないのに・・・雑草が繁茂。
この雑草を防止するべく牧草の「クローバー」を栽植。
この弱い性質の草は・・・雑草に負ける!
すぐに強い雑草がはびこることになる。
雑草にもエリアを保持するための、他の雑草を撃退するものを持つものがある。
侵略的外来植物の「セイタカアワダチソウ」である。キク科。
根から毒素 アレロパジー物質を土壌に出して、他の雑草の発芽、生育を阻害し大群落をつくる。
菌根イソギク。キク科。
菌根イソギクは密生した葉組と、他の植物より低温生長性を持つことで、
他の植物が発芽できない低温時期から生長し、いち早くエリアを独占する戦略を持つ。
日本再生循環研究所は、この強かな戦略を見抜いて、野立てソーラーに使えることを発見した。
こういう異質な特性を持たない植物は、永年にわたる緑化はできない。
野立てソーラーは最短で20年。
この長い年月を緑化出来るのは「菌根イソギク」のみである。
gekitai 1