ソーラー、メガソーラーで    雑草防止できるのは菌根イソギクのみである
 
  以上のような植物学の考察からすると、ソーラー、メガソーラーに使用できる植物は
  菌根イソギクのみということになる。

   菌根イソギクは日本再生循環緑化研究所 宇井 清太が日本に自生する主要な植物約3000種を、
   一つ一つ検証して、最後にたった一つ残ったものが「菌根イソギク」である。
   それ以外の植物は、緑化用の植物としては・・・思わしくない欠陥を持った植物だからである。
   したがって、日本には、菌根イソギクを凌駕する植物は自生していない!



   菌根イソギクの比類なき素晴らしい特性 クリック
   
何年雑草防止できるか??
 
  グランドカバー植物のことを調べると・・・・
  雑草防止できる。そのように記されている。
  それで・・・雑草防止目的でグランドカバーを植える人も多いようである。
  しかし・・・何年・・・雑草防止出来るということは説明にはない。
  つまりグランドカバー植物で雑草抑制できる年数は1年から永くて数年間である。
  この期間は、草丈の高い雑草が繁茂するに要する年数である。
  確かにクローバーも、イワダレソウも・・・その他の植物も1から3年は…出来る。
  住宅地なら面積が狭いから、少しでも雑草が少なくなれば雑草防止効果はあったことになる。
  しかし、グランドカバーのところに、雑草が芽生えたときから、場所取りの激しい争奪戦が始まる。
  地面に這うグランドカバー植物に勝ち目はない。
  このことが・・・グランドカバー植物の説明書には記載されていない。
  その結果・・・数年後・・・草ぼうぼう・・・となる。
  面積の狭い宅地であれば・・・マメに・・・見つけ次第雑草を取るから・・・どうにか雑草防止のように見えるが・・。
  大面積のソーラー、メガソーラーでは・・・そんなお遊びのような草取りのようにはいかない。



  野立てソーラー、メガソーラーに植えた場合、1から3年では使い物ならない。
  20年以上・・・雑草から勝つものでなければ使い物にならない!
  野立てソーラーは最低でも20年雑草を防止できるものでなければ使い物にならないからである。
  その理由は・・・
  野立てソーラー、メガソーラーエリアには、おびただしい落下傘種子が舞い降りるからである。
  上の写真のように侵略的外来植物の
  セイタカアワダチソウ、アレチウリ、オオアレチノギク、オオアワダチソウ、オオブタクサ、ハルジオン、
  ヒメジオン・・・・などから負けてしまうからである。




    ヒメイワダレソウは侵略的外来植物  
 
       環境省  発見した場合は抜き取ること
 
 近年、南米ペルー原産のイワダレソウを「ヒメイワダレソウ」「リッピア」の名称で販売されているが、
 日本の植物生態系に重大な影響を与えるということで、環境省は侵略的外来植物としてリスト掲載する。
 当然、野立てソーラー、メガソーラーに栽植するのは慎むことが必要。
 こういう植物を大面積のソーラーに植えることは厳禁である。
 つまり、この植物は6月から10月に開花する。
 蜜蜂が集まる「虫媒花」である。
 日本にも自生する「イワダレソウ」と交配する。
 交雑種が繁殖したとき・・・が問題になる。

 現在 日本に自生するイワダレソウとリッピアを交配して作出された「クラピア」はどうなのか。
 ここでは、微妙な問題があるので記述することはしないことにする。
 つまり「作物」なのか。
 未だ「草」「雑草」なのではないか。
 自然界でも属間交配されているものがあり、これが外国原産と日本原産の属間交雑種となると・・・・
 相当・・見解が微妙である。
 ただ「クラピア」の場合は、3倍体なのか種子ができないようであるが、
 匍匐性の茎による栄養繁殖が激しいので、大面積に栽植された場合は、エリア周囲への影響は大きい。
 管理の行き届く場合に限り・・・・使用すべきものかもしれない。 
 耐寒性、積雪に耐えられるか????
 ソーラーパネル間には、雪が降れば落下した雪が堆積する。
 イワダレソウは「暖地性草本」である。
 更に、短時間で地面を覆うということは、短時間に土壌を劣化するということである。
 同じ場所で長く生きられないから・・・匍匐性の茎を伸ばして・・・新しい土地を求めて生き続ける。
 そういう植物である。
 常に新しいエリアを求める植物。
 最初植えた場所は、養分を吸収し尽して土壌をやせ地にしてしまい生育が衰える。
 秋10月頃から春5月頃まで・・・葉が枯れる。
 このことが決定的な欠陥である。
 この期間に、セイタカアワダチソウのような雑草が舞い落ちて・・・・
 イワダレソウが芽生える前に・・・素早く発芽する。
 だから・・・イワダレソウを栽植した場所に・・・・夏・・・背の高いアレチノギク、セイタカアワダチソウが繁茂していることになる。




 まとめ

  前記したように、草は激しい光争奪戦を行っている。
  光を獲得しないと光合成できないからである。エネルギーを創れないからである。
  多くの植物は・・・この理由で・・・上に上に・・・空に向かって生長する。
  より多くの光を得るためである。
  背の低い植物は勝ち目がない。
  だから・・・背の低い植物は、背の高い植物が生えない場所で・・細々生きている。
  グランドカバー植物というのは・・・そういう植物である。

  野立てソーラーの場合は、
  背の高い植物が生えていた地面を・・・ブルトーザーで削って裸地にしている。
  ここの人為的に・・・グランドカバー植物の苗を植えたり、クローバーの種をまくから、
  1から数年、グランドカバー植物が生きられるエリアになる。
  この状況を見て・・・雑草抑制したと観察することになる。
  大きな勘違いである。

  このことは、すでに植物を知っている人ならイロハ、常識である。
  ソーラーで電気を作るということは・・・草とパネルの光争奪戦である。
  だから、雑草は・・・常にパネルより高く高く・・・伸びようとする。
  こういう強靭な生命を持つ背の高い雑草を、背の低いグランドカバー植物を用いて、
  背の高い雑草を駆逐、抑制、繁茂防止するということは・・・アリエナイことである。

 背の高いセイタカアワダチソウですら、常に他の植物から狙われている。
 だからアレロパジー物質の毒素を出して、他の雑草の発芽、生育を抑制して、
 生きる場所を確保している。
 前記した、グランドカバー植物の全てが、アロレパジー物質を出す特性を具備しないから、
 常に他の植物の侵入にさらされる。

 そういうことで、結論として、グランドカバー植物で雑草防止は不可能である。
 このことは、近い将来全国のソーラーで証明されることになる。  
グランドカバー植物 タマリュウ、イワダレソウの説明 クリック
建設1年後のメガソーラーの状態。 ヨモギがわずか1年でここまで大繁殖
侵略的外来植物のセイタカアワダチソウ、アレチノギク・・・大群落。
 この写真は日本再生循環研究所近くの元畑の現状。
 約10数年・・・子いう状態を持続。
 初期よりはセイタカアワダチソウの背丈が低くなったが・・・。
 セイタカアワダチソウ自身が出す毒素 アロレパジー物質が、土壌に多くなると、
 自分の毒素で・・・自分も大きく生育できなるためである。
 そうなると、ほかの草は生存できない土壌になる。
 他の植物が生きられないように「毒素」を出してエリアを確保。


  イワダレソウの地上部が枯れるころから、セイタカアワダチソウは開花を始める。
  9月中旬ころの夜の長さに遇うと花芽分化を行う短日性植物。
  開花後約30日で種子が実り、落下傘状の種子で空中に飛散し、新天地を探す。


 
  落下傘のような種子を持つ植物は多くあり、野立てソーラー雑草の主役になる。
  一度繁殖を許すと根絶は難しい。


    落下傘種子植物にどんな植物があるかご研究ください。

   上の写真にはイネ科のススキ、キク科の多くの侵略的外来植物が生えている!
ソーラー 緑化植物としての条件   次へ

  イワダレソウと侵略的外来植物セイタカアワダチソウ

  イワダレソウはセイタカアワダチソウに負ける!
  このようにセイタカアワダチソウがイワダレソウの中に芽生え
  生長するとセイタカアワダチソウは根からアロレバジー物質を
  分泌し、土壌中に拡散させ、他の植物が生育できないようにする。
  そして・・・2,3年後には他の植物をエリアから駆逐し、
  セイタカアワダチソウのみの大群落をつくる。

  ほとんどのグランドカバー植物が、このアロレパジー物質に
  勝てない。
  タマリュウ、イワダレソウ、ダイゴンドラ、芝・・・・勝てない。

  クローバーも勝てない。

  勝てることができるのは菌根イソギクのみである。


  ほとんどのソーラー関係者は「アロレパジー物質」を知らない。
   ということは・・・雑草を知らないこと。
   イワダレソウを野立てソーラーに使用した場合、永年緑化はできない。

  その理由は・・・
  イワダレソウは秋に地上部が枯れるからである。
  この枯れた状態のところにセイタカアワダチソウの種子が
  落下傘のように舞い降りる。
  更にアワダチソウは南方系の植物。
  春の芽だし、繁茂が遅い。
  この隙を狙ってセイタカアワダチソウの種子が芽生える。
  そういうことで、アワダチソウがその後繁茂しても、
  それより早くセイタカアワダチソウの背丈が高くなっているから、
  雑草防止どころか、光争奪戦に敗れてしまう。
  この状態が2年、3年続けば・・・セイタカアワダチソウの
  独り勝ちになる。

  、
   秋枯れるということと、春の芽だし生育が遅いことが、
   イワダレソウが熱帯、亜熱帯に自生する植物としての
   どうしようもない悲しい特性なのである。
   だから、積雪地帯には適応できない。
雑草に負けるイワダレソウ
タマリュウが栽植された場所。

 タマリュウが栽植された和風庭園。

  タマリュウは・・・こういう使い方をする植物である。
  急速に繁殖しないから・・・よい。
  行き届いた手入れが必要な植物である。

  この急速に繁殖しない性質というのは、
  ソーラー緑化ということから見ると・・・使い物にならない欠陥となる。
  生長の早い雑草に勝てないからである。
グランドカバー植物で雑草防止は出来ない

地面に設置するソーラー、メガソーラーの面積は巨大である。
その地面は・・・・雑草から見れば・・・・願ってもない侵略できる新天地である。
こういう新天地をいち早く攻略するのが・・・侵略的外来植物である。
日本原産のほとんどの雑草は、それらの生命力、繁殖力に太刀打ちできない。

地球に自生する植物は約20万種類あるといわれております。
この中から、草丈が低く地面をカバーする性質を用いて、
庭などに利用する植物を・・・近頃グランドカバー植物と呼称しています。
植物から見た場合、草丈が低いということは、森林、草原・・・に於いては、
光合成の「負け組植物」ということができます。
草丈の高い草、樹木が生える場所では生き続けることができない植物が多いです。
こういう植物をソーラーに植えて、雑草繁茂を防止に利用することは、
結論から言うと・・・不可能です。
先に記したように、草丈の高い雑草が生えると、光争奪戦で負けて・・・
やがて草丈の高い雑草が主役のソーラーになるからです。

 クローバー。 (グランドカバー植物ではなく畜産で使用する牧草)
 タマリュウ。  (グランドカバー植物ではなく造園で使う下草)
  芝。      (グランドカバー植物とは言わない、原野のイネ科植物)
 イワダレソウ。
 ヒメイワダレソウ (リッピア)
 イブキジャコウソウ
 ダイコンドラ。
 使えるような植物は上記のように限られている。
 しかし、本当に防草対策として使えるかというと、話は別である。
 ソーラー発電所20年、30年の長い年月にわたって、雑草に勝てるもは皆無である。

 グランドカバー植物とは・・・
  造園で使う言葉である。
  緑化植物ではない。タマリュウ、ヤブラン、ツワブキのように冬でも常緑の草本植物を、
  石組みの殺風景の庭園に・・・利用してきた植物である。
  他の多くの植物は霜枯れるからである。
  特に、寺院の日本庭園というのは・・・花を見る庭園ではない。
  緑の葉を、紅葉を見る庭園である。
  イングリッシュ庭園では・・・・冬は寒い。
  冬でも緑の葉をもつ植物を重宝してきた。
  冬型のシバクサ。
  ゴルフ場などの芝草。
  つまり・・・・これらの植物は・・・・防草対策のために使用されて来た植物ではない。
  雑草に負ける植物だからである。


 クローバーは牧草。
  これをソーラーに植えるというのは、とんでもない勘違いである。
  マメ科のクローバーは根に窒素を蓄える。
  この窒素で・・・後に雑草が大繁茂するからである。
  更に雑草に2,3年で負けてしまうからである。
  更にクローバーは「侵略的外来植物」。
  巨大な面積に植えれば・・・日本の植物生態系に大きな影響を及ぼすことが懸念される。
  牧草として栽培する場合は・・・・
  種子が実る前に刈り取り、家畜の飼料とするから・・・・許される。
  しかし、ソーラーに植えた場合は、雑草に負けるばかりか、1,2年間は種子が実る。
  これが周囲に飛散し・・・・地域の植物生態系に影響を及ぼす。
  ソーラーは今後、牧草畑のなかった・・・全国津々浦々まで建設される。
  ここに植えられれば・・・・これまでの拡散とは比較にならない・・・・拡大が予想される。
  クローバーについては・・・・そういう環境問題まで浮上してきた。


 法面緑化に使われてきた植物。
  道路、河川、鉄道・・・宅地、工場・・・・法面。
  豪雨などによる地面流失、崩落を防止目的で、生長、繁茂の早い植物が使用されて来た。
  イネ科植物。
  その多くは外国原産の植物である。
  草丈の高いものから、短いものまであるが、ソーラーに使えるものはほとんどない。
  新幹線、高速道路の法面を見てみよう。
  最初、こういうイネ科の植物で養生するが・・・、
  数年を待たない雑草が繁茂する法面になる。
  つまり法面土木から見れば・・・・雑草が繁茂するまでの期間に、
  法面を保護する植物として利用する。
  その後は・・・雑草から保護してもらう・・・。
  そういうことで、この法面に使う植物ではソーラーの雑草対策には使い物にならない。
  更に・・・
  このイネ科植物の中には「侵略的外来植物」が多く含まれる。
  イネ科植物の種子は・・・・飛散する。
  広範囲に飛散して・・・芽生える生命力をもっている・・・。

 法面緑化については、今後、この侵略的外来植物のイネ科植物への取り扱いが問題になる。
 日本も、この環境、生物生態系問題が取り上げられるようになってきた。
 これも時代のながれ・・・。 

 あまりに日本は無防備すぎたともいえなくもない。


 
 以上のように、これまでの植物ではソーラー発電所の防草対策に使えるものは見当たらない。
 そこで登場したのが「菌根イソギク」である。
 日本再生循環研究所では、緑化といえば「樹木緑化」が主で、
 グランド緑化を研究している所がほとんどないことから、
 約10年の歳月をかけて、日本に自生している主要植物約3000余種を、
 緑化に使えるか、否かを考察してきた。
 その結果画期的な植物「菌根イソギク」を発見した。
 イソギクの根に木材腐朽菌が共生している「菌根イソギク」である。
 そして、大量の苗生産技術を開発した。(特許取得2件 済み)
 これによって・・・日本の緑化の理想と究極の緑化植物が誕生した。
 
 菌根イソギクをソーラーに栽植すれば・・・・
 見事に素晴らしい緑化が可能になった。
 雑草から見事に勝つ!

     
 日本に自生する植物で、菌根イソギクを凌駕する植物はない!
 工業製品におように原種植物は作れないから・・・・
 菌根イソギクは・・・今後、日本の緑化の主流になる。


 

    
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グランドカバー植物はソーラーに使えるか