使用法

 地表に枯れ葉が落ちるイメージで使う。
 
  
  1 苗を植える。
  2 株の周囲に地面が見えない程度(直径30cm位 根が張る範囲)パラパラ撒く。
     そのままでも良い。又は3〜5cmの深さで土壌と混合する。

  3 生油粕を株の周囲に1握りの半分位パラパラ撒く。

  植え替えない場合
   1  株の周囲に地面が見えない程度(直径30cm位 根が張る範囲)パラパラ撒く。
       そのままでも良い。又は3〜5cmの深さで土壌と混合する。

   2 生油粕を株の周囲に1握りの半分位パラパラ撒く。

 イチゴの枯れ葉。
 株に付いたまま材木腐朽菌が分解する。
 この場所の土壌には枯れ葉のリグニン、セルロースが
 分解されて出来た糖質が含み根に供給される。
 これが自生地の姿である。

 自生地では連作障害はない。
 毎年新しい他の草の枯れ葉、死骸も生まれるからである。

 自然では、枯れ葉の炭素循環が継続して行われ、
 農業のように土地からの収奪はない。
 連作障害は枯れ葉削除の下で行われる
 収奪の結果起こるものであろう。


 大きくて、あまくて・・・多収穫!
 農業とは・・・イチゴにとって酷なものである!

 

 イチゴは交配を重ねられた園芸種。
 しかし交配親のノイチゴは・・・多年草である。
 自生地では・・・だから連作障害などはない。
 同じ場所で何年でも生きられる!

 しかし、農業としてのイチゴ栽培を行うと・・・イチゴは連作障害が起こる代表作物になる
 イチゴは連作障害が出やすい植物である。
 何故なのか???
 イチゴ栽培の本には、この理由が説明されていない!
 ヒントは「イチゴのランナー」に隠されている。
 なぜイチゴにランナーがあるのか。
 更に、イチゴの葉には「離層」がない。
 イチゴはバラ科植物。
 バラ科の樹木にはバラも桜も、梅にも・・・・離層が有り、秋に枯れ落ち葉になり地表に舞い落ちる。
 しかし草であるイチゴ・・・ノイチゴ、ヘビイチゴ・・・などには「離層」がない。
 株に付いたまま・・・葉の新陳代謝で・・・褐色になって枯れ葉になる。
 葉の組織に残っていた養分は株に移行した後に枯れ葉になるから、
 リグニンとセルロースのみの葉になるから褐色になる。
 この葉は自然では「腐敗、醗酵」はしない。
 つまり「腐葉」にはならない!
 この葉を分解できるのは材木腐朽菌である。
 この菌は腐敗、醗酵の嫌気性菌ではない。
 朽ちる菌である。
 つまり「朽葉土」である!

 リグニン、セルロースは光合成で作られた高分子の糖である。
 これを材木腐朽菌が分解すれば・・・低分子の糖が出来る。
 これをイチゴが欲しいから株元に己の枯れ葉を手放さない。
 そのために危険を冒して「離層」を捨てる進化をしたのである。
 離層というのは・・・病気を防ぐ防護ラインである。
 葉に病気が罹ったとき、この葉を株から切り離す役割を持つ。
 葉が病気に犯されると離層ホルモン「アブシジン酸」が生成される。
 イチゴは、この大切な防御設備まで捨ててまでも「枯れ葉」が必要なのである。
 腐葉土ではなく・・枯れ葉とこれを分解してくれる材木腐朽菌である。

 ここまで説明すれば・・・・・・
 イチゴになぜランナーが発生するのか理解出来よう。
 親元から少し離れた所の場所に新天地を確保するためである。
 そこには他の植物が残した「枯れ葉」「植物死骸」が有り、
 材木腐朽菌が分解した糖があるからである。
 春に花咲き、急いで種子を作るイチゴには、窒素より「糖」が重要なのである。
 急いで・・エネルギー源であるより多くの「糖」が必要である。
 光合成のみ糖では足りない!
 次の世代のランナーまで育てなければならないからである。
 イチゴは腐リやすい。
 なぜか???
 イチゴの実は植物酵母を培養している!
 熟せば糖分、アミノ酸・・・などで大繁殖し腐敗、醗酵し腐る。
 その中に種子がある・・・。
 腐敗は種子が育つ時の養分になる。
 イチゴの親心である。
 それでも野生のイチゴが生き残るには、他の植物との激しい競争がある!
 だからこそ、他の植物が未だ成長しない間に開花し、急いで実を熟さなければならない。
 イチゴは地面に這いつくばって生きる植物だから・・・・
 種子とランナーと己と・・・・この3種類の方法で種族を保存している。
 
 イチゴの連作障害。
 自生地は「連作障害」は存在しない!
 枯れ葉がない状態で「連作障害」が起こる!
 農家でのイチゴ栽培は、自生地の「枯れ葉」を再現するのは難しい。
 だから・・・ランナーが新天地を求めるように・・・新しい畑に苗を植える。
 輪作の形態をとっている。


 ガーデニングでイチゴ作る場合・・・・
 庭が広くない場合は・・・前記しように「枯れ葉」を毎年新しく補充して・・・
 これを分解する「材木腐朽菌」を繁殖させれば、
 狭い場所、庭でもイチゴ栽培は可能になる。
 「SUGOI-ne イチゴ 元気」は、イチゴの自生地を再現する世界初の用土である。
 枯れ落葉とこれを分解する材木腐朽菌を再現したからである。
 「SUGOI-ne イチゴ 元気」
は、ブナ、ナラ、コナラの形成層を含む
 生樹皮で製造しているから、植物に必要な全成分が含有している。

 これが光合成を活発化させると同時に、材木腐朽菌が分解して作り出した糖が、
 イチゴに凝縮され、あまーいイチゴができる。

 

 
 
 

  連作障害防止  あまーいイチゴ 
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