世界最先端
    ナンプ病防除法
      ナノ銀ヘルパーA

           銀ナノ粒子による革命的な「ナンプ病」防除法。
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 SUGOI-ne2号ゴールド栽培。
   葉はピンと立つ!!
  生油粕はラン菌への餌として与える。
  肥料として与えるのではない!!


  こういう元気であれば「ナンプ病」は罹らない!!
  パフィオの葉は薄いを受け取る「漏斗」である。
  葉が立っていなければならない。

  
 
   ランのナンプ病は薬で絶滅は出来ない。
    ナンプ病は「環境病」と栽培者の「能力病」である。
    だから、薬では根絶できない。厄介な病気である。
    これは、簡単に言えば、ラン栽培、特に趣味のラン栽培には「適地適産」の理念がないからである。
    
    野菜に「高原野菜」の産地がある。
    これは、別な言葉でいうと「ナンプ病」が夏に出にくい場所である。
    夏、温度が低いから・・・。
    平地で夏「白菜」を出荷しようとしても、ナンプ病でほぼ全滅する。
    しかし、高冷地の夏涼しいところでは、ナンプ病に冒されないから、収穫できるということ。
    これが、適地適産である。
    ナンプ病は、その場所の環境の様々な要因が重なって発生する。
    平地の真夏はどういう環境なのか?
    温度が高い。
    豪雨もある
    熱帯夜。
    害虫。
    紫外線。
    光が強い。
    ・・・・・・などなど、植物にとって、身体が弱る条件に満ちている。

    ラン栽培ではどうか。
     白菜は中国の冷涼地の原産だから、品種改良しても限界がある。
     ランでは、それよりもっと冷涼地のランを栽培している。平地で・・・・。
     ランにとって最悪な場所で栽培している。
     病気が出ないの不思議な条件下で栽培している。
     おまけに「原種」。
     異郷の地で、そんなに簡単に「原種」が栽培出来るほど、
     植物は「順化」しない。
     白菜の「園芸種」ですら、ナンプ病を克服できない。
     微生物の攻撃性は、生易しいものではない。
     ナンプ病の細菌も種族の大繁栄を望んでいるDNAは持っている!!

    バルブの持っていないランは、ナンプ菌から見れば「白菜」と同じ。
     ナンプ菌から見れば「ラン科植物」などという分類はない!!
     寄生できるか否かだけである。
     これがアンプ菌から見た「分類法」である。
     こういう視線で見れば、パフィオが病気にかかる条件と、
     白菜に病気にかかる条件は同じである。
     ランは自生地においては、生育は遅いがシタタカな植物である。
     ナンプ菌などで負けない植物である。
     なぜ、鉢に植える、日本で作ると病気になるのか。
     その理由は簡単である。
      1 ラン菌がいないコンポストで植えている。
          自生地の微生物環境がない。
          ラン菌が勝組みになれない。アンプ菌が勝組みになる。
      2、肥料過剰。炭素循環がない。
          養分のないコンポストで、全部肥料に頼る。
          人間が・・・・これでよかれと想っているに過ぎない。
          燐酸を与えても、現在のコンポストでは「燐酸固定」で効かない。
          更に、ラン菌がいないから、岩石のコンポストでは、
          自生地における炭素循環による糖がない。
          若い株では、光合成も盛んだから、この糖の問題は起こらないが、
          古い株になると光合成による糖のみでは身体を維持できない。
          ラン栽培の難しさは・・・ここにあるが、この状態は、
          病害菌への免疫機能も衰えるからナンプ菌の侵入を許すことになる。
          窒素過剰はラン菌がいないコンポストでは緩和することは出来ない。
          「糖尿病」である。
          細胞内の窒素濃度が高いほど、ナンプ菌にとっては「オイシイ」。
          ランにはエネルギーの二つの回路が必要である。
          パフィオの最も働く葉はどれか?
          このこと知らないとCymbidiumも、パフィオも作れない。
          Cymbidiumもパフィオも2年目の葉で最も多く光合成を行なう。
          それでも足りないような栽培環境に、管理をすると・・・
          エネルギー不足から組織が弱くなって病気にかかるようになる。
          礫、水ゴケ、バーク・・・では炭素循環の糖がないからナンプ病。
          なんともならない!!
          

      3 紫外線が強い。
          この紫外線の問題は、窒素過剰と並んで、最も悪い環境である。
          バルブの持たないランのほとんどは、葉のクチクラ層が堅牢でないものが多い。
          紫外線に細胞が破壊されやすい。
          これまでのラン栽培の「盲点」である。
          紫外線カットフィルムを張っただけで、ナンプ病は少なくなる。
          ダイオネットでは、隙間から紫外線が葉に突き刺さる。
          市松模様のものは、机で考えたものであろう。
          日本の夏の紫外線が全然想定されていない。
          木漏れ日とは全然異なる光が葉に突き刺さる。
          葉のようにチラチラ揺れることもない。

          ハウスの向きによっては、葉の同じ場所に終日光が当たる。

      4  直光。
          紫外線のところで記したように、ダイオネットではランは泣く。
           「散光」。
           霧の中の光にならないからである。
           不織布を張る。
           これで、80%までナンプ病は防げる。
           パフィオ、Cymbidiumは高温よりも、紫外線、直光で株が弱る。

       5 多湿、長雨
           ラン栽培で、夏に潅水しないわけにはいかない。
           潅水でナンプ病が出るのではない。

           むしろ適確な潅水は・・・・百薬の長である!!
        パフィオはモンスーン気候が育んだランである!!
        モンスーンのスコールの雨や霧で病気にかかるようには進化していない。
        この雨を味方にして栄養生長しているランである。
        葉は天から降る雨を受け取る漏斗の役目もになっている。
        葉が垂れて漏斗の役目が出来ない状態であれば、
        栽培が間違っている。
        葉をピンと絶たせる維管束の組織が丈夫に出来ていない証拠である。

        このような葉ではナンプ病がほとんど必ず出る。

     6 肥料
       
       これまでのコンポストにはラン菌が生きていない。
       生息していない。
       単なる詰め物。
       自生地の埴生とは大きく乖離している。
       それに肥料を与える。
       ランはパフィオに限らず肥料で作る植物ではない。
       ところが、パフィオの遅遅として進まない生育を見ると・・・・
       更に全然肥料気のないコンポストを考えると・・・・肥料に頼りたくなる。
       ランの中で、最もアレダ、コレダと肥料に薀蓄を傾けるのがパフィオである。
       そこで問題になるのが・・・・
       「硝酸態窒素」の過剰吸収である!!
       この窒素の過剰吸収がパフィオの最大の問題である。
       光合成で充分な糖も作れないパフィオに、硝酸態窒素を過剰に与え、吸収されれば、
       ナンプ病多発は必定である。
       日本の現在のラン栽培の問題は・・・炭素循環の菌根植物に、
       他の植物、作物の肥料理論を転用して、色々な肥料が開発されているからである。
       ラン菌のいないコンポストに、肥料を与えれば、ストレートに・・・・
       ブドウ糖注射のように体内に吸収されることになる。
       自生地ではラン菌が化学変化させて・・・・ランに供給している。

       自生地において、ランは炭素循環の糖を最重要にして、窒素循環の窒素を従にしている。
       このことを再認識して、肥料を考えない限りナンプ病の問題は今後も解決しない。
   
       SUGOI-neは、この健全な株つくりは炭素循環にある・・・という理念から開発したコンポストである。
       宇井清太新発見のラン菌によって、見事に自生地再現できた。
       硝酸態窒素の化学肥料を与えるのではなく、雨に含んでいる尿素、生油粕を施すことによって、
       ラン菌が吸収、分解してくれることによって、
       ストレートなランの「硝酸態窒素」の過剰吸収がなくなった。
       SUGOI-ne栽培によって、自生地の株の状態を再現できることになった。


   7 抗生物質の投与

       ナンプ細菌は抗生物質で殺す。
       パフィオの鉢に施せば、有用な微生物をも同時に殺すことになる。
       ここが大きな問題である。
       薬に頼れば頼るほど・・・・自生地の埴生とは離れてゆく・・・・。
       これでは、何時、貴重な株が病気になるか解からない。
       薬では、根本的な解決にはならない。
       

        SUGOI-neは薬ではない。
        身体を健全にすることである。
        だから、前のコンポスト時代に、身体の中に病気を入れている場合は、
        SUGOI-neではどうしようもない。

        1、2年SUGOI-neで作って、前記の病気を誘発させる条件を取り除いておいて、
        病気の出るものは出させて、残りの病気のない株で増殖を図ることを考える。

      これが一番安全な栽培である。
      SUGOI-neで植えて、病気が怖いから・・・・薬をやる・・・では、
      全然、考えの方向が間違っている。
      薬より、紫外線、散光、葉の温度について考えた方が、成功に結びつく。


   8 葉の温度
      これまでのラン栽培でパフィオもCymbidiumも、その他のランでも、
      最も間違っているところ。
      冬の期間の温室での葉の温度の急上昇は、致命的なものがある。
      特に、低温性のパフィオではダメージが大きく、
      2,3ヶ月後にナンプ病の大発生になる。
      
         



  まとめ。
   ナンプ菌から見れば、ランは特別な植物ではない。
    ただのオイシイ食べ物。
    白菜も、キャベツも、パフィオの葉も同じ。
    細胞膜が脆弱で、中に硝酸態窒素が多くあれば、これほど嬉しいことはない。
    高温と多湿。これも繁殖に最適。
    紫外線は・・・葉を破壊してくれるから・・・本当に助かる!!
    パフィオの弱った身体。
    イイ・・・・。


   ブラキ・・・を礫などで作るから「ナンプ病」。
   弱いのではない!!
    病気に罹りやすくしている。
    炭素循環のないコンポストでは、充分なエネルギーの糖がない。
    肥料はエネルギー源ではない!!
    混同しているから病気の問題が起こる。

    ブラキも山では唯の雑草の一つ。
     人間がランだ、ブラキだというけれど、草の一つに過ぎない。
     自生地で、ナンプ病に弱いものなど生き残っていない!!
     栽培を間違えて、ナンプ病に罹りやすくしているだけ。
     原種というのは、そういうこと。
     ところが、交配したものは、人間が勝手に作るものだから、
     どういうわけか、病気に弱い遺伝子を持っているものが出てくる。
     当然、こういう品種は長い年月の中で淘汰される。
     我々の日本の栽培上も一つの環境だから・・・。
     コンポストも一つの環境だから。
     ラン菌のいないコンポストで・・・長く元気に生きられるものは少ない。




  ランとイネから病気を考察する

   
 ランとイネはDNAから見ると兄弟である。
   進化の途中で虫媒花のランと、風媒花のイネに分化した。
    このことから、ランの病気とイネの病気には・・・いくつかの共通点を見ることがでる。
    その中で最も重要なことは、 細胞内の窒素の問題である。
    「イネのイモチ病」。
    この病気は、イネの最高ブンケツ期(栄養生長期最盛)以降に窒素が多く含んだ細胞に、
    爆発的に大発生する。
    細胞内の窒素成分。
    イネは止め葉の発生で栄養生長を終息させ生殖生長期になるが、
    この時期の細胞の窒素含有がイモチ病菌の繁殖と極めて深い関係になる。
    又、この繁殖には温度も深く関係する。

   さて、パフィオのナンプ病はどうか。
   パフィオとイネは同じアジアのモンスーン気候を原産地とする。
   パフィオの自生地近くの村では「イネ」が栽培されている。
   つまり、イネとパフィオの栄養生長期と生殖生長期は同じなのである。
   このことから、次のようなことが推察される。
   パフィオに肥料を与える場合、何時まで窒素肥料を与えるかという問題である。
   栄養生長の終息期(止め葉分化)以降に、葉の細胞に多くの硝酸態窒素が含有している場合、
   ナンプ病菌の大繁殖が起こる。
   この時期が、丁度、気温も高く、最低温度も高く・・・・パフィオの体が最も弱る時期でもある。
   水ゴケ、杉皮、礫・・・・ラン菌が生息していないコンポストでは・・・
   ほとんど肥料に頼る栽培になる。
   不注意にこの時期に液肥、又は置き肥を与え、硝酸態窒素が多くなれば、病気を誘発する。
   特に、マグアンプ、ロングのような長期に効く肥料を多量に与えた場合は・・・・
   継続的に硝酸態窒素が細胞に蓄積される。
   Cymbidiumの鉢物の葉を見るがいい。
   葉は黒味を帯びた濃い緑色である。
   常にロングが与えられているからである。
   新芽がドンドン何本も発生する。
   シンビは芽カキで作る・・・・そんな馬鹿げた言葉も技術も出てくる!
   この姿は・・・イネに晩期に窒素肥料を与えたときに起こる無効ブンケツである。
   こういう栽培が、Cymbidiumのみでなくほとんど全部のランに行われている。

  SUGOI-neは、この問題を解決するコンポストである。
  自生地におけるラン菌による「炭素循環」。
  「糖」の供給である。
  窒素というのはたんぱく質の「窒素循環」である。
  この菌は酵母、乳酸菌のような発酵、腐敗の菌であり・・・ラン菌ではない。
  ラン菌は炭水化物の炭素化合物・・・リグニン、セルロース、ペクチンを低分子の糖に分解する菌。
  菌の種類が異なるのである。
 
    

                 
     パフィオのナンプ病
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