SUGOI-ne2号ゴールド植え。
SUGOI-ne栽培はラン菌の自生地再現だから、鉢の高さが15cm以内の平鉢、浅鉢が良い。
したがって、この条件であれば「鉢」でなくとも良いことになる。
この容器は100店で売っているプラのザルである。
SUGOI-neは絶妙な毛細管現象を備えているからウオータースペースを作らないで、
中央を山高にして植える。

このようなザルに植えると、素焼鉢と同じく非常に乾燥しやすい。
だから、株に比較して大鉢に植える。
SUGOI-neは自生地再現だからオーバーポットはない。
水ゴケのようなものに植えるからオーバーポットということが出てくる。

こういうザル、素焼鉢のような乾燥しやすいもので植えると、大きい鉢に植えても、
夕方かけた水は、翌日の夕方にはほとんどの根にペクチンが発現しているから、
必ず夕方潅水しなければならなくなる!!
このことが、SUGOI-ne開発の理念である。
この夏の時期は、日中必ず葉の温度は高くなっている。
だから、葉の温度を検温して・・・・夕方潅水という技術が生まれる。
当然、雨は天から降るので、葉を濡らさない雨など此の世に存在しない。
だから潅水は空気にかけるつもりで行う。
オンシの葉も雨滴を集める「漏斗」。
集めた水は根元にチョロチョロ流れ落ちる。
流れ落ちた水は毛細管現象でオンシの根、ラン菌の菌糸に供給されることになる。

だから、ウオータースペースに水を注ぐ潅水などというものは・・・・ありえない。
葉を濡らさない雨などないのである。


SUGOI-ne2号ゴールドは約3年保つ。
しかし、この3年持つから、植え替えは3年後で良いということではない!!
SUGOI-ne2号は生育抜群だから、1年後でも鉢が小さくなって植え替えということもありえる。
嬉しい悲鳴である。

今年になって、全国から・・・この嬉しい悲鳴、嬉しい誤算の報告を頂くようになった。
SUGOI-ne栽培は、水ゴケ時代より2まわり、3まわりも大きい鉢に植えることお奨めする。


SUGOI-ne栽培で適確にペクチン潅水法で潅水した場合は、
空中に根を伸ばさない。
根を空中に伸ばす時は、乾燥し過ぎ!!
7年8月25日 土曜日 9:31:28
  山内正義氏培養


 花芽がドンドン出てきている。
SUGOI-neはオンシジュームに好適する。
素晴らしい生育になる。
オンシジュームは、これまでのコンポストでは極端に作落ちする場合があり、
大鉢つくりはなかなか困難であった、SUGOI-ne栽培では無造作に可能である。
このオンシジュームの作落ちは、空中に根の張るのが、着生ランの根が空気を好むと解釈され、
空中に根が張ることが正常に考えられてきたが、この姿は、実際は「泣き泣き」伸びていると
理解するのが正しいのではないか。
SUGOI-ne栽培では、ラン菌との共生が可能になったことから、オンシの根は空中に伸びない。

   SUGOI-neによる
      オンシジュームの大鉢栽培


                                                    宇井清太
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