2007年の夏。
猛暑が9月下旬まで続いた。
地球温暖化が現実になってきた。
こんなに温度が高いとリンゴの産地は北海道になる。
適地適産ということからすれば・・・・。
クールオーキッド。
日本の平地に彼女等の適地はない。
だが、SUGOI-ne栽培なら、パートナーがいるから・・・・大丈夫。
やはりマスデも「菌根植物」だった。
ラン菌のいないコンポストと、ラン菌のいるSUGOI-neの差は、
今年のような猛暑の時こそ大きく表れる。
菌植物というのは、共生菌がない場合、極端に耐暑性、耐寒性が劣るようになる。
マスデの水ゴケ植え。
当然耐暑性が劣る。
やはり、植物栽培の基本はコンポストである。
小鉢栽培の場合は・・・。
外側の素焼鉢を5号から10号鉢にして、これに小鉢を3から10個も入れ、
空間にSUGOI-neを充填すれば、同じように作ることが出来ます。
クールオーキッドの自生地は過酷な条件である。
だから、身体を大きくすることは出来ない。
このけなげな姿に心動く人も多い。
SUGOI-ne2号ゴールドでの、この新栽培法なら、小鉢でも大鉢でも無造作に作れる。
この栽培では、6月から8月あ、雨の降らない日あ、毎日夕方空気に潅水、葉に潅水となるから、
写真のように根にペクチンが発現することはない。
雲霧のコケには、常に霧がもたらす湿気がある。
この湿気をSUGOI-neなら難なく再現することが出来るということである。
紫外線カット。
40%ダイオネット。
不織布2枚
夕方空気に潅水・・・・空気の高い温度の水蒸気(潜熱)の入れ替え。
根元を見ると新芽が次々と出ている。
鉢全体では・・・・。
この芽が伸びれば一気に大株になる。
平地でも、この栽培法なら「大鉢」に出来る。
マスデバリア。
熱帯の高山2000、3000mの雲霧の中に自生する。
日本の平地から見れば別天地の世界である。
当然、こうゆうランを作るには「適地適産」が要求される。
灼熱地獄のような今年の日本。
マスデにとっては地獄の苦しみに違いない
愛好というのは残酷なものである。
インカ道の霧の中に咲き揺れるから美しい。
インカの謎を暴くように、科学のメスがマスデにも及ぶ。
植物分類学から見れば、インカの地は最後の秘境かも知れない。
SUGOI-ne2号ゴールドなら、
このような高所雲霧の中に自生するクールオーキッドも、
今年の地獄のような猛暑も、安心して生きられる。
宇井清太のハウスは連日40℃近い。
この条件でも、写真のように元気。
これなら、全国何処でも無造作にクールオーキドの栽培可能である。
皆さんも実践していただきたい。
インカの乙女が、大株で咲き乱れることになる。
全然山上げなど無用である。
二重鉢の外側の鉢は素焼鉢なので水に浸かった底から、
毛細管現象で水が上昇し蒸発する。この気化熱で冷却、
空中湿度が常に保たれる。
暑い空気を送る扇風機は絶対厳禁である!!
自然の対流が起きているから、それに任せればいい。
栽培の詳細 クリック
写真撮影 7年8月25日 土曜日 10:32:33
SUGOI-ne2号ゴールドによる
マスデバリア 二重鉢水浸け栽培法
クールオーキッドのクールビズ
宇井清太
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