SUGOI-neをダメ!!
 このように断定した人の何人かの失敗は、
 鉢底の穴に原因があった!!


 この問題を詳しく解説する。

 
皆さん・・・・鉢底の穴を良く調べて植えてください!!

  SUGOI-ne栽培は、必ず最初「マニュアル」通り行なってください。
   それなりの理由があるからである。
    これで大成功する。

   
   ところが、ラン作りというのは自信過剰の人多いから、
   マニュアル通りできない。
   必ず我流を行う。
   そして、失敗する。
   反省する、改良する、問題を深く研究する・・・・
   こういうこと・・・・己の愚かさ、失敗を棚に上げて、SUGOI-neがダメ、
   SUGOI-neに問題がある!!
   とんでもないことである。

   その一つの例が・・・・この鉢の穴の形状があった。
   皆さんも注意して欲しい。
   穴には危険が潜んでいる。
   女性の・・・・だけではない。

 この鉢でも成功するランがある!!
  Cymbidiumのように根が太い場合。
  根が短時間で多く出るラン。
  このようなランで成功したから、
  どんなラン、植物でも良いと思ってしまう。
  ところが、ところが・・・・
  ランの種類によっては、
  

 SUGOI-ne2号ゴールド。
  SUGOI-ne2号ゴールドでは、
  失敗しない。
  排水の水がSUGOI-ne1号より
  サラサラしているからである。

 この鉢のメーカー、販売会社
  ここに書く事は出来ない。
  注意して使わないことである。

 宇井清太はダメと言えない。

 この鉢に植えると、
  一年後に大失敗となる。

 直ぐに失敗が見えないから・・・
 困った鉢である。

 取り返しがつかない!!

 2号、3号、4号のプラ鉢。

  この形状の鉢は使える。
  試作したが全然問題は起こらない。

  プラ鉢を使用する場合は、このようなものを使用してください。


  

  SUGOI-ne栽培で考えなければならないのは・・・・
   SUGOI-neに潅水して排水される水。
   この水が・・・ただの水ではないということです。
   茶色の水。
   この水は生きている樹皮の全成分を含んだ水だということ。
   当然SUGOI-ne1号にはカブトムシが舐める樹液である。
   メイプルシロップ、漆、ゴム、ユーインガム・・・・・皆樹液である。
   この樹液に含んだ水は水道水、井戸水、川の水より・・・粘着性がある。
   これを乾燥させると被膜になる。
   したがって、SUGOI-ne栽培では、この粘着性のある水がスムースに排水される鉢穴でなければならない。
   普通の水を潅水する場合でも・・・・・
   ラン栽培では素焼鉢の穴をタガネで大きく開けて使用したものである。
   そして毛細管現象を利用するために鉢底からSUGOI-neである、
   鉢底に軽石など入れてはならない。

   1のような鉢は、ラン栽培の鉢ではない!!
   SUGOI-neで植えた場合は大失敗する!!
   ランも山野草も・・・ほぼ全滅する。


  この鉢で失敗するのは、SUGOI-neで植えて(春に植えた場合)半年は、何ら問題が起こらない。
  よく生育する・・・。
  これで安心する。
  しかし、鉢底には・・・・樹液が濃縮したガム、ゴム状のものが毎日少しずづ蓄積している。
  秋になって少し潅水を少なくする。
  この段階で、ガム、ゴム状に樹液が・・・・丁度「タイヤ」のような強靭なゴム状になる。
  この状態ではラン菌は酸素不足で死ぬ!!
  人は、鉢底で・・・こういうことが起こっているのが気付かない!!
  この状態で一冬を越す。
  春に潅水を始める。
  全然生長しない。
  驚いて鉢を調べてみる。
  鉢底が・・・・ゴムのようにガチガチである。
  スゴイネを潰してみると・・・・ガム、ゴムのように伸びる!
  「水アメ」。
  SUGOI-neに含んでいる糖分が・・・・丁度「水アメ」になったのである。

  
  2の鉢で植えた場合は・・・・。
  約30日ほどで・・・・茶色の水は出なくなる!!
  つまり、SUGOI-neの樹液は・・・・植た直後の約10日間の潅水。
  その後の充分な潅水によって、ほとんど水に解けて排水されるから問題は起こらない。



  
考察

   
ラン栽培で、1のような鉢を使うというのは水ゴケ、軽石、バークでも成績が悪い。
   絶対に使用してはならない。
   宇井清太も以前、1の鉢でCymbidiumのcp苗を水ゴケで植えたことがあるが全然育たなかった。
   同じ日に普通の鉢にも植えていたから、それと比較できたから、
   生育不良の原因が・・・・究明できた。

  以上の経験があったからSUGOI-neでも、1の鉢、2の鉢で実験した。
  1の鉢では予想した通り生育不良であった。
  水の表面張力の関係で、整然と配列された放射状の穴、間隙では充分に「排水」されないからである。
  なぜ・・・・????
  こういう鉢が製造されているのか?????
  宇井清太には「想定外」のことである。

  ランを、植物を栽培したことがないメーカーが、こういう鉢を作っている????
  コンポストでも同じ。
  ランを栽培したこともない会社が・・・・ラン用の培養土を製造販売している。
  こういう馬鹿げたことが、ガーデニングブームでビジネスチャンスとかで起こった!!
  これが、日本の園芸界の現実である。

  SUGOI-neは・・・宇井清太の45年、5000坪の栽培経験から生んだコンポストである。
  完璧なものである。
  ところが、鉢の穴で・・・・・失敗が起こる。
  やはりラン栽培は、植物は・・・・何処に失敗の穴があいているか解からない。
  油断大敵である。
  鉢一つ・・・安易に使用してはならない。
   深い知識。
   豊富な経験。
   確かな技術。
 この三つが正三角形に持った時、栽培の名人となれる。
 SUGOI-neで・・・無造作にラン大成功となる。


  この鉢穴のの問題は、以前にこのホームページに書いている!!
  これを読まない???
  見落とした????
  
  SUGOI-neに関しては、このホームページに、ほとんどの失敗例は書いている。
  だから、成功するには、失敗例をしなければ良いことになる!!
  膨大な情報量なので読むの、理解するの大変と思いますが・・・・
  書く方は・・・もっと大変なので・・・・我慢して読んで・・・大成功して欲しい。
  無料で情報を提供している理由は・・・・
  これまでのラン菌削除のコンポストでは・・・・これ以上ラン界が発展も、隆盛もないからである。
  ランが枯れる園芸・・・栽培法では・・・なんともならないからである。
  コンポストは植物栽培の根本。
  ようやく、自生地を再現出来ることが可能になった。

 自生地には・・・鉢・・・などない。
 ここに、鉢穴の問題が・・・・必然的に出てくる


                           鉢についての詳しいことは  ここにクリック

   

 以上のように、なにげなく使う鉢の・・・・穴の形状で、SUGOI-neで失敗することがある。
 
 鉢というのは人間の身勝手な考えから発想されたものである。
 自生地では、こんな問題は起こらない。
 自生地に鉢などないからである。
 鉢に植えるから排水の問題が生まれる!
 何のために鉢底の穴がある????

 このことを考えれば・・・・排水に問題があるような鉢は使わないことである。
 使う前に・・・試験して見ることである!!

 

 
  この鉢は6号、7号、8号・・・大きい鉢。

    この穴の大きさに注意。
    もっと大きい穴を選ぶと良い。


 こういう穴は・・・ナメクジが入らないように考えたものであろうが、
 排水という機能から考えると、とんでもないことである。

 

  この鉢は6号、7号、8号・・・大きい鉢。

  鉢底の穴も幅広く・・・・
  SUGOI-neの水も幅広い穴、間隙なので排水される。
  こういう大きい鉢では、穴の幅も広いから失敗は少ない。

 SUGOI-ne栽培に最適。

  ポリ鉢で、この穴が最高!!
 もっと大きい穴が良い
   

  この鉢  厳禁!!   排水機能に問題がある。

   ラン栽培では大失敗する。
    近頃3号、4号のプラ鉢にこのようなものが出てきた。
    絶対使わないで下さい。
    若し、この鉢に既に植え込んだ場合は、直ぐに植え替えてください!!
    
この鉢は、宇井清太の過去の栽培では、水ゴケ、軽石、バークでも大失敗した!!
    当然、SUGOI-neでも大失敗した。
    
    穴の隙間が狭く、充分に排水されず、水の一部が残存する。
    その理由は、
穴の幅が、2〜3mmでは、水の表面張力で排水されない。
    SUGOI-neでは、茶色の水が濃縮されて、ガム、ゴム状になる。
    この状態を乾燥させると、タイヤみたいに固くなる。

   この状態ではラン菌は繁殖出来ない!!

   この鉢で最も問題になるのは、鉢底に鉢かけ、石などを入れたときである。
    毛細管現象が遮断される!
    最悪の排水性になる。表面張力を持った水が全然排水されない。

  
実験
    缶ビール。
    蓋を開けて、隙間を2,3mmの隙間にして蓋を閉じる。
    缶を逆さまにする。
    2,3mm蓋が開いているのに、ビールはコボレ落ちない。
    これを、Mrマリックが超マジックでテレビで行っていた。
    不思議でもなんでもない。
    水の表面張力である。

    これと同じことが、この鉢でも起こる。
    水平に置くと少し水が排水される。その後全然排水されない。
    この状態の鉢を斜めに傾ける。
    そうすると、水がドンドン出てくる。
    斜めにしたことによって、鉢底が「漏斗」になった。
    この理論で東洋ランの鉢は「細長い」ものになった。
    古人の知恵は素晴らしい。

   この鉢は、この水の性質を無視した鉢である。
    
  
   この鉢で成功した人はいない!!
   水ゴケでも失敗する。
    どうして・・・こういう鉢を製造するのか理解に苦しむ????

   でも別な植物では問題がないから作ることになる。
   ランではほとんど適合しない。
   一年後、大失敗を見ることになる。

   ラン栽培では、こういう排水穴を考えることはない。
   草花用?????草花では良くてもラン栽培では全員大失敗する!
   鉢一つ取上げても・・・・植物栽培というのは難しいものである。

   こういう鉢で失敗しても、責任はSUGOI-neにある!
   とんでもない責任転嫁、濡れ衣・・・である。
   コンポストを普及というのは、
   本当の栽培を普及するというのは、難しく困難なこと。

  
   
SUGOI-neは完璧なコンポストである。
開発してから3年、モノスゴイ生育である。
SUGOI-neは、今後、ラン科植物のみでなく、枯れ落ち葉に自生するほとんどの植物の、
標準コンポストになるだろう。

しかし、このSUGOI-neで、チョットしたことから思いもよらない大失敗になることもある。
その一つに「鉢底の穴」の形状の問題があった!!

鉢底の排水穴は、素焼鉢、化粧鉢では「丸い」・・・が常識である。
東洋ラン鉢の底穴は大きく、更に排水を良くするために鉢を「漏斗状」の細長くした。
しかも、ランでは排水を良くするために、自分で更に大きく開けたものである。
ラン栽培の基本の常識である。
ところが、プラ鉢、ポリ鉢というものが出来た。
この鉢をランでも使う。 SUGOI-ne栽培でも使う。
ここに大きな問題が失敗の原因が隠されていたのである。
プラ鉢、ポリ鉢のこういう鉢は「型」で作れるから、
鉢底の穴の構造をいろいろ作ることが可能になった。
焼き物の鉢では絶対作れないような鉢穴の形状のものを作れるようになった。
中には、植物を栽培したこともないメーカーが参入した。
実際、宇井清太もSUGOI-neでいろいろな穴の鉢で植えて実験してみた。
全国の皆さんからも多くのご意見も頂戴した。
そして、解かったことは、SUGOI-ne栽培では、大失敗する鉢があることがわかった。
この鉢を使った場合、成功例が一つもなかった!!

SUGOI-ne栽培では、下の写真1のような鉢は、絶対に使わないで下さい。
厳禁です!!


宇井清太はSUGOI-ne栽培は鉢素焼鉢よりも「ポリ鉢」「プラ鉢」が良いと説明してきた!!
ところが、ポリ鉢、プラ鉢に下の1の写真のような鉢が「安く」販売されている。
この鉢を使った人が一部出てきた。
ラン栽培で、こういう穴の鉢を使うというのは・・・相当な冒険である。
結果は、3,4号鉢で大失敗が出た。
鉢の大きさと、鉢底の穴の幅に・・・・排水不良の問題があったのである。
ホームセンターにゆくと、ポリ鉢より立派に見えるから、
この鉢にアツモリ、カキラン、クマガイソウなど植えて販売されている。
一年後、ほぼ全滅である。

こういう鉢はランのような多年草を植える鉢ではない!!
鉢に植えて1,2ヶ月で販売する植物に使う鉢である。
用途が根本から異なるのである。
SUGOI-neだから・・・・プラ鉢だから、ポリ鉢だからどんなものでも良いということではない。
水、水分に対する「基本」「原理原則」が有るのである。

konnposuto 1156


 著作権所有者  宇井清太
   著作権に関わる全ての行為を禁じます。

 SUGOI-ne栽培講座

     大失敗の原因   穴の形状が大失敗の原因になる!!

           プラ鉢、ポリ鉢の鉢底の排水穴

                                               宇井清太
HOME