自生地におけるランの増殖
自生地では何年、何十年、何百年?・・・も生きた大株がある。
最初は種から発芽した1本である。
それが、誰も肥料を与えないのに、多くの芽立ちを行い大株になっている。
ランが1本から1本リードでは増殖できない。
自然界では株分けによるバック吹かし・・などないからである。
増殖するためには1バルブから2本以上のリードが出て生育しなければならない。
バルブの基部には副芽(潜芽)と必ず主芽の大きい芽が2から数個準備されている。
しかし養分、エネルギーがない場合は、1バルブから1本のリードを伸ばすのに、
精一杯である。
2本のリードなど伸ばすことは出来ない。
植物は、それを知っている。
カネの蓄えもないのに、多くの子供を作る・・・人間様とは違う。
己の能力を知っている。
ランの自生地において増殖出来るということは、
多くの養分、エネルギーを蓄えることが出来たという証しである。
問題は、この養分、エネルギーを、己の葉の光合成のみで作ったものなのか。
そうでないのか・・・・????・・・と言う点である。
自生地では誰も肥料などやらない。
ラン栽培現場での肥料で増殖しているのとは異なる。
ラン栽培に使用されて水ゴケ、バーク、軽石などでは、無肥料では増殖しない。
肥料を与え続けないと生育出来ないコンポスト。
ラン菌の働きが全然関与していなかったのか????
こういう疑問である。
水ゴケ栽培に比較して、ラン菌入のSUGOI-neが・・・
これまでの水ゴケ栽培では経験を見ない強いリードと芽立ちになる。
この驚異的な増殖は何を意味するのか。
排水、保水・・・の目線からでは説明がつかない。
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kouza 30