ランの耐寒性、耐暑性、耐乾性、耐湿性。

  ランは菌根植物。  
  この菌根植物が・・・菌根でない根で生きる場合、耐寒性、耐暑性、耐乾性、耐湿性が弱くなる。
  地球上の90%以上の植物が、菌根を形成するが、有用な菌がいない場合、
  菌根を形成しない。
  菌根を形成しないでも生存出来る。
  
  しかし、有用な菌と出会い、共生した植物は、自然界の過酷な条件に耐える。

  例えばクールオーキッド。
  高山植物に近いラン。
  こういうランを日本の平地で、水ゴケ、バーク、軽石・・・など栽培した場合。
  マスデにみられるように、猛暑に耐えられない。

  しかし、SUGOI-neで栽培すると・・・
  この猛暑の中でも生育を続ける。
  マスデは・・・2輪咲きになる。
  これまで、熱さで弱っていたランが、簡単に夏越しできる。
  こういうことがSUGOI-ne栽培で実証されてきた。
  こういう高地のランを水ゴケで栽培すると、極端に耐暑性が弱くなる。
  簡単に多湿で根腐れを起こす。


  いかなる生き物でも、低温、高温、乾燥の限界を越えれば死ぬ。
  問題は、この死線をさまよう場合である。
  生き残れるか、死ぬか・・・この極限の状況にランは遭遇する。
  最も過酷な条件は、愛好家の栽培場である。
  この限界を越える場面も気付かない栽培者が・・・多い。
  手遅れ!
  この場合、菌根になっていれば・・・助かる場合がある。


 
  
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kouza32