宇井清太による菌根菌のラン菌(材木腐朽菌)の発見と
それを添加した用土の開発は、世界初の新規な発明である。
今度、植物と共生する菌に注目される時代が到来すると予想されるが、
個々の植物に共生する菌(材木腐朽菌)を培養して、用土に添加する場合、
本特許に全て抵触することになる。

ほとんどの植物は枯れ落ち葉の中に自生するが、これまでは
土壌微生物(嫌気性菌)であったが、好気性菌の材木腐朽菌が
枯れ落ち葉を分解する菌であることがわかった。
この好気性菌の材木腐朽菌を添加した用土は、ラン科植物のみでなく、
ほとんど植物に共生するものである。
ペレポストに関する特許出願済の内容について (特許庁)
 特願2012-019346
 特願2012-011517
   
特許請求の範囲  ペレポストに関するもの抜粋
 請求項1
  加水すると膨張するか、または、加水しても膨張しないかのいづれか一方の性質を有する土代替材に対し、
  対象植物の自生地と同じ材木腐朽菌及び/または他の微生物を添加するとともに、岩石粒子および/または他の
  素材粒子、ペクチン、および、肥料および/または微量要素、の少なくとも一つを含有してなるものとしたことを
  特徴とする植物用植生基材。
 請求項3
  土代替材の一部または全体が、加水すると膨張する植物組織および/または該植物組織の加工物を主要素とし
  てなるものとした植物用植生基材。
 請求項4
  土代替材の一部または全体が、加水すると膨張する乾燥木質チップおよび/または木質ペレットからなるものとした
  植物用植生基材。
 請求項目9
  材木腐朽菌が、自生地から採集した対象植物の菌根から無菌培養した材木腐朽菌の適量を適量の植物繊維に
  接種繁殖し、自生地と同様の温度範囲内に管理して所定期間培養し、材木腐朽菌の繁殖に伴い粉砕状となった
  分解植物繊維を、適量の新たな植物繊維に添加して菌根菌を植物繊維を得るようにしたものである。
  請求項1ないし8何れか一項記載の植物用植生基材。


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