touroku

交配した人が花を咲かせ申請する場合と、未開花株で手に入れて花を咲かせ申請する場合がありますが、この場合は交配者から許可を受けなければなりません。
名前に第1希望、第2希望があるのは、既に同じ名前で、似たような名前がある場合が多いので、それをあらかじめ防ぐ意味で二つの名前を併記します。第1希望の名前が既に登録されている場合は第2希望の名前になります。
前記の申請書類を送ってもらったところに郵便で送る。航空便、書留で送ると安心です。
2週間ぐらいで結果が送られてきます。

世界ではじめて交配されたと認められた場合は「受理」されます。受理されればRHS会報、AOS会報に速報掲載されます。5年ごとに発行されるリストに記載されます。CD−Rは毎年作製されます。

 申請書の提出と受理

 申請年月日
 申請者のサイン 
 交配者氏名 住所
 写真を添付する しない
 
 バラエティネームを明記する しない
 国名
 住所
 名前
 ホーリーネーム 記入しなくともよい

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 バラエテーィ名 記入義務ない 
 バラエティ名 記入義務はない

          

 品種名
 品種名
 ♀ ランの種類
 花粉 ♂ ランの種類
 花の特徴の説明 写真添付の場合は不要
 花が咲いた年、月を記入
 交配年、月を記入
 2 第2希望の名前を記入
1 第1希望の名前を記入
 ランの種類を記入 Cymbidiumなどと記入
登録金の振込み先
カードNO 
£7,50 US$12,5
書類の送付を依頼すると下記の正式な書類が送られてくる。
この書類に正確に英文タイプ、黒色のボールペンで記入する。

 申請書類が送られてくる

申請書類は下記のところから送ってもらいます。
International Registration
Authority for Orchid Hybrids
2 Albert Street
Stapleford, Nottingham
NG9 8DB,
England 

申請書類の正式な名称は・・・・APPLICATION FOR REGISTRATION OF AN ORCHID HYBRID 

 申請書類を準備する

写真を撮る・・・・・申請書類い写真添付しなければなりません。 ポジフィルム、プリント写真を一枚準備する。写真の大きさはポジフィルムでは35mm、6x6。 プリントでは普通の大きさでよい。
検索する・・・・・・咲いた花が本当に世界ではじめて新たに作られた交配でなければ、登録は受理されませんので、あらかじめサンダースリストで検索する。検索にはリスト、リストのCD−Rで行う。
交配は♀と♂の組み合わせです。この組み合わせを世界ではじめて行われた交配が登録されるのです。その交配に素晴らしい花が咲いたか否かは問題ではありません。
♀ ♂の正確名前とスペルを確認する。スペルの検索にはサンダースリスト、リストのCD−Rで行う。







 登録する前に

The Royal Horticultural Society の略で、1853年に設立されました。日本では英国王室園芸協会と訳しています。
ランの人工発芽に成功したのが1853年。ランの人による交配の園芸品種はこの年より始まり、この交配を正確に記録し残す文化が英国にあった。英国のサンダース商会が私費でリストを作製し、後年RHSに引き継がれた。現在でもこのリストを「サンダースリスト」とよんでいる。

 RHSとは

交配して育てた実生株に花が咲いたら、必ずRHSに登録します。
自分が交配したものでない場合は「必ず交配者から申請の許可」を受けなければなりません。交配した行為に「知的な価値」があるからです。育て花を咲かせる行為は「栽培」であるという考え方です。
Cymbidiumでは約1000名が登録しています。花の育種でランのみがこのような登録できるシステムがあって、記録として永久に残ることになります。