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SmartMax GreatRay 使用法
多年草作物 アスパラガス、 ウド、 ニラ、 キギンボウ、薬草 (果樹は別項目)
多年草作物の原種植物は芽生えた場所で永年き続ける植物である。
自生地では「連作障害」など起こらない。
日本列島における多年草植物の大王植物は屋久島の7000年生きている「大王杉」である。
この生きていることを別な見方をすれば、7000年間、毎年、枯れ葉を株元に舞い落してきた年月である。
この7000年間地面に落ちた枯れ落ち葉を、リグニン、セルロースを分解してきた菌が、
木材腐朽菌であり、その中でもリグンニンを分解出来る菌は、地球上では白色木材腐朽菌のみである。
つまり、大王杉の株元の地表は白色木材腐朽菌が絶対優占支配するエリアである。
この白色木材腐朽菌と派閥、グループを組んで共生、共存する菌叢のエリアである。
このエリアにも、常時、空中浮遊病害菌の胞子が落下している。根圏にも葉圏にも・・・。
しかし、これらの胞子は白色木材腐朽菌が既に優占支配しているエリアでは発芽、活性化しないで休眠する。
当然、空中浮遊微生物の中には多様な病害菌の胞子も含まれている。これらの胞子も休眠する。
これが地球の大自然の地表生態系である。
「地球の陸生植物は枯れ落ち葉(植物死骸)の中に自生する」。
この自然の法則を圃場に再現すれば、完全無農薬、減農薬栽培は可能である。
これまでの農業は、自然の植物生態系を圃場に再現する・・・枯れ葉と木材腐朽菌を無視削除してきた。
好気性菌木材腐朽菌を削除して、嫌気性細菌を重用してきた。
堆肥を作る場合、こういう菌を使用すれば、必ず腐敗発酵熱を出す。
もし、地球の枯れ葉が堆積した地表で、このような熱を出す細菌が優占支配したら、
地表に飛散落下した植物の種子は「焼け死ぬ」・・・ではないか????(窒素源があれば・・)
自然の地表の枯れ落ち葉堆積エリアは好気性菌木材腐朽菌が優占支配するエリアで、
嫌気性菌のエリアではない。家畜の排泄物に生息する菌ではない。
枯れ落ち葉のリグニンを分解出来る唯一の菌である白色木材腐朽菌が、2億8000万年支配してきた。
この主役菌を農業は無視、削除してきた。
別な表現をすれば主役のいないミュージカルで、下っ端役者を主役に抜擢してきた。
bacillus菌、放線菌、乳酸菌・・・細菌である。
土壌が乾燥するとすぐに「休眠」する。
bacillus菌は地上最強の菌???
井悪条件下で休眠して生き残れる菌を最強菌を表現している。発芽したら・・・弱い菌である。
放線菌は弱い菌だから・・・抗生物質を出して防御している。
地球上で最大の生物は木材腐朽菌である!
この菌を農業は無視してきた。
植物の種子は芽生えた瞬間から木材腐朽菌の菌ネットワークの中で生きる。
畑、圃場には、この木材腐朽菌の菌ネットワークない。
有畜農業で土壌肥沃イコール病害菌の巣窟圃場である。アスパラガスの茎枯れ病蔓延・・。
有畜農業とアスパラガスを組み合わせることは合理的に見えるが・・・病害を根絶できない。
他の永年作物にもいえることである。
屋久島の7000年の大王杉に家畜の排泄物を与えたら・・・短年月で枯れるであろう・・。
屋久島の自然の木材腐朽菌による炭素循環、再生循環を圃場に再現することである。
多年草作物も・・・必ず古い葉「枯れ葉」になって株元に残る・・・地面に落とす。
これは、大自然に生きている多年草植物と同じである。
違うのは・・・圃場には木材腐朽菌が生きていないということである。
このため、この枯れ葉は病害菌が生息している組織、又は、病害菌のエサになり、繁殖を誘起する。
そういうことで、アスパラガスのように圃場外に出して焼却することも行われる。
自然界でのアスパラは、この枯れた茎葉を木材腐朽菌にエサとして与え、株元に木材腐朽菌を養殖して、
木材腐朽菌を「用心棒」にして、株元に病害菌が侵入しないようにしているのである。
植物と木材腐朽菌の関係はギブ アンド テークの社会を構築している。
この関係を圃場に再現できれば無農薬、減農薬栽培が可能になる。
SmartMax GreatRay 使用法
新発見した白色木材腐朽菌(国際特許出願中)は、グループ菌以外のほとんどの微生物を休眠させる
能力を持っている。 0℃でも超スピードで繁殖する。40℃でも超スピードで繁殖する。
作物残渣を超スピードで分解する、根粒菌と共存して単独でも空中窒素固定を行う・・・絶対王者菌も
能力を具備している。
この木材腐朽菌の繁殖は・・・窒素源、炭素源、ミネラル源、水分、温度、酸素があれば、
理論的には、何処までも菌糸を伸ばせる・・・。
この条件を圃場に再現する・・・ことを念頭に置いて使用する。
具体的な技術
〇 既に栽植している圃場では、株元に炭素源となる枯れ葉、作物残渣、モミガラ、
又は当社で販売しているペレポストを地表に撒く。
〇 生油粕を木材腐朽菌のエサとしてギョウザのように固めて30㎝間隔で、枯れ葉の上に置く。
〇 SmartMax GreatRay30倍から50倍希釈液を散水のように与える。噴霧でも良い。
10a当たり300L程度。
これで、高温時であれば7日、早春、晩秋であれば7日ほどで、圃場の全面に木材腐朽菌が繁殖する。
希釈液1L当たり 白砂糖を15から20g添加する。 尿素 希釈液1L当たり1gを添加する。
この白砂糖の糖と、尿素の窒素と土壌のミネラルで木材腐朽菌は大繁殖する。
これまでの農業技術には圃場に糖、白砂糖を施与する技術はない。
なぜないのか?? 土壌には酵母菌が生息して、糖を施与すればアルコールを作り、
根に大きなダメージを与えたからである。
新発見の木材腐朽菌は「酵母」をも「休眠」させるので糖を与えることが出来るように、
世界で初めて出来た。
更に、この木材腐朽菌は菌根菌ラン菌である。糖からブドウ糖を作り多様な植物の根に
ブドウ糖を供給する。光合成促進、光合成不足を補完する。
これまでの、植物理論では、植物の全てのエネルギーは・・・光合成で作られる澱粉で賄われている
としてきたが、ランの種子は発芽エネルギーを持たない「無胚乳種子」である。
この種子がラン菌からエネルギーを調達して発芽する。
つまり、植物はたった一つのエネルギー調達ルートで何億年も生き続けてきたのではなかったということである。
その炭素源を酵母菌を休眠させる能力を持つ菌根菌木材腐朽菌を発見したことで、
土壌に白砂糖をを施与することで植物が菌根菌の力を借りて・・・ブドウ糖を調達できるようになった。
大自然の植物生態系を人為的に初めて圃場に再現できるようになった。
〇 30から60日間隔でSmartMax GreatRay希釈液を与える。
絶対王者の木材腐朽菌もエサが無くなれば活動を休止する。
この状態になると休眠を強いられていた病害菌の胞子が目覚めて「下剋上」を行う。
つまり、これまでの農業における病害菌との戦いは「殺菌」で行ってきた。
それで「耐性菌」を生んできた。
この植物生態系無農薬栽培は「殺菌」ではなく「休眠」である。
そういうことで、常にエサを与えておけば・・・支配力を持続して「下剋上」は起こらない。
〇 葉圏の地上部には桜が満開になる30日前から15日間隔で
SmartMax GreatRay希釈液 50から100倍液を葉面散布する。土壌表面ににも散布。
希釈液 1Lに 白砂糖10から15g 尿素1g添加。
〇 以上のようにすると、多くの作物の根は菌根となり、又は木材腐朽菌と共存した根になり。
分子形態で土壌にある「ケイ酸」を、ブドウ糖を吸収できるようになる。
ケイ酸細胞、ケイ酸クチクラ層になり吸汁害虫、咀嚼害虫が寄り付かなくなる。
以上で、 ほとんどの永年草本作物は減農薬、無農薬栽培が出来る
落葉果樹、常緑果樹の使用法
晩秋から早春の落葉果樹の枝、幹、蕾、圃場地面の落ち葉には、多量の越冬病害菌の胞子が休眠している。
病害菌の胞子はエサになる果樹の若葉、花弁が開く温度の時から目覚める。(10から15℃程度)
新発見の木材腐朽菌は0℃でも超スピードで繁殖活性する。
この活性温度差が重要である。微生物の世界もエサ、場所取り競争である。
病害菌が目覚める前に木材腐朽菌が枝、幹、蕾、地面を支配繁殖すれば・・・・越冬病害菌は休眠を続ける。
0℃でも逸早く繁殖できる木材腐朽菌は圧勝である。
具体的な使用法
〇 落葉の終わった晩秋にSmartMax GreatRay希釈液30倍を圃場の地面、枝、幹に散布。
積雪地帯では、雪の下で木材腐朽菌は大繁殖して、病害菌の越冬胞子を休眠させる。
希釈液 1Lに白砂糖15gから20g 尿素1gを添加
〇 前記の希釈液を萌芽30日から20日前に散布。
〇 萌芽後は・・・受粉終了後下記希釈液を10a当たり300Lを葉面散布。
希釈液1L当たり白砂糖10gから15g 尿素1g添加
〇 15日間隔で前記の希釈液を葉面散布を収穫15日前まで行う。
〇 晩秋に枯れ落ち葉、モミガラを圃場に撒く。
以上の技術でほとんどの果樹は減農薬栽培できる。
害虫には不織布使用で・・・完全無農薬栽培可能である。
草生栽培の場合の使用法
果樹栽培では、緑肥作物のクローバー、イネ科植物の混播で地面を草で覆い、
これを刈り取り土壌に鋤き込むことで土壌の維持を行うことが普及している。
この刈り取った草にSmartMax GreatRay希釈液の5倍液を噴霧する。
希釈液1L 白砂糖15gr 尿素 1gr 添加。
約7から15日で分解して、自然界と同じような浄化した無病の土壌を作ることが出来る。
木材腐朽菌がエリアを支配し、病害菌が休眠する。
一次伝染。二次伝染、三次伝染を未然に防ぐことが出来る。
リンゴの黒点病が大問題になっている。
開花後30日頃の幼果の果皮が脆弱なときに胞子が付いて発芽して・・・病斑になる。
この空中から幼果の落下する胞子を休眠させればよいことになる。
この胞子は前年からの胞子である。
枝、幹、花芽・・・地面の落葉で越冬。
これを、晩秋、早秋にSmartMax GreatRayを散布すれば不活性化出来る。
バラでは、この散布で「完全無農薬」栽培が実証されている。
球根、塊根の場合。
〇、 球根、塊根をSmartMax GreatRay希釈液30倍に5分浸漬する・
希釈液ん 1L 白砂糖20gr 尿素 1gr添加
〇 球根を日陰干しする。
〇 定植する。覆土した上に、枯れ葉、モミガラなどを木材腐朽菌のエサとして撒く。
〇 生油粕をギョウザのように固めて球根の近くに施与する。
〇 SmartMax GreatRay希釈液50倍液を10a当たり300L散布する。
これで地表の土壌病害菌は休眠する。
〇 約50日間隔で土壌に施与する。
〇 葉圏には収穫まで15日間隔でSmartMax GreatRay希釈液を葉面散布。
希釈液1L当たり白砂糖10gから15g 尿素1g添加
一年草作物
苗を植える場合
〇 定植30日前に畝を作る。
〇 SmartMax GreatRay希釈液30倍 (白砂糖20gr 尿素1gr添加)を
10a当たり300L散布する。
この施与で定植までの30日間で、畝は木材腐朽菌の優占支配するエリアになる。
土壌病害菌は休眠する。
〇 植穴を掘る。
〇 苗定植。覆土する。
〇 灌水する。この灌水をSmartMax GreatRay希釈液で行う。
SmartMax GreatRay希釈液30倍 (白砂糖20gr 尿素1gr添加)
〇 30から50日間隔で収穫まで継続する。
〇 葉圏には苗時代から収穫終了までの期間、15日間隔で
SmartMax GreatRay希釈液50から100倍液を葉面散布する。
(希釈液1L 白砂糖10から15g 尿素1gr 添加)
以上でほとんどの一年草作物を減農薬、無農薬栽培できる。
害虫は不織布で防ぐ。
播種の場合
〇 播種30日前に畝を作る。
〇 SmartMax GreatRay希釈液30倍 (白砂糖20gr 尿素1gr添加)を
10a当たり300L散布する。
この施与で播種までの30日間で、畝は木材腐朽菌の優占支配するエリアになる。
土壌病害菌は休眠する。
〇 種子をSmartMax GreatRay30倍溶液に浸漬する。
種子に付着している病害菌は休眠する。
〇 播種する。覆土する。
〇 灌水する。この灌水をSmartMax GreatRay希釈液で行う。
SmartMax GreatRay希釈液30倍 (白砂糖20gr 尿素1gr添加)
〇 30から50日間隔で収穫まで継続する。
〇 葉圏には苗時代から収穫終了までの期間、15日間隔で
SmartMax GreatRay希釈液50から100倍液を葉面散布する。
(希釈液1L 白砂糖10から15g 尿素1gr 添加)
越冬型作物 (ネギ、玉ねぎ、にんにく、小麦、牧草)
以上の作物は秋に定植、播種して、越冬して初夏に収穫する場合が多い。
積雪地帯では雪の下で越冬する。
病害菌の中には「雪ぐされ病」のように0℃で繁殖し、作物を腐らす菌もいる。
この病害菌を木材腐朽菌は休眠させることが出来る。
初夏にユリ科作物の侵す「赤さび病」が多発する。
こういう病害菌も休眠させればよいことになる。
休眠すれば食べないから・・・。
〇球根、 種子をSmartMax GreatRay30倍液に浸漬する。
〇 播種する。球根を定植する。
〇 モミガラを撒く。
〇 発芽する。
〇 SmartMax GreatRay50倍希釈液を葉面散布する。 地面にも散布する。
希釈液1L 白砂糖15gr 尿素 1gr
〇 晩秋に、積雪前に葉面散布する。地面にも。
これで木材腐朽菌が地面を支配する。雪ぐされ病が出ない。
〇 早春から収穫まで上記のSmartMax GreatRayを葉面散布。
ネギ、玉ねぎ、にんにくなどには展着剤を添加する。
〇 収穫後の球根にはSmartMax GreatRay希釈液30倍を噴霧し陰干しする。
糖度を高めるには
果樹、イチゴ、トマトなどの糖度をアップできる。
果樹では収穫45日前から15日間隔でSmartMax GreatRay希釈液を散布する。
希釈液1L 白砂糖15から20gr添加
イチゴ栽培はお問い合わせください