キノコの生えない畑では・・・・
五体満足なブルーベリーは作れない!
ブルーベリーの自生地は、
「キノコの森」である。
ブルーベリーを作物、果樹として栽培して収穫を得るには、
先ず「五体満足」な樹を作り、永年にわたって健康な老化を感じさせない・・・
人間の女性に例えれば・・・・「美魔女」のような、しかも・・・内面が充実したブルーベリーにしなければならない。
しかし、現在の栽培法では・・・なかなか「五体満足」な作りが出来ない。
その理由は何か???
答えは簡単である。
これまでの栽培法に、ブルーベリーは「菌根植物」である・・・ということが欠落しているからである!
ブルーベリーは、伊達や酔狂で「菌根植物」になって、今日まで生き続けてきたのではない。
菌根でなければならなかった理由がある。
それが、欠落した状態で栽培法が・・・作られてきた。
だから、ブルーベリー栽培は、この20年、30年・・・ほとんど進歩しなかった。
逆に、枝葉末節のような、原理原則から越脱した栽培法も流布している。
これでは、ブルーベリーの観光産業も、砂上の楼閣である。
つまり、このままでは、全国各地に生まれた・・・ブルーベリー生産地、生産組合も、
夢、幻となってしまう。
植物栽培は、自然の法則を無視した場合は、必ず破綻する。
こういう失敗を重ねて、現在の主要な果樹・・・リンゴ、ミカン、桃、サクランボ、ぶどう、梨、柿、クリ・・・がある。
しかし、ブルーベリーが果樹として用いられた年月はひじょうに短い。
しかし、時代を捉えて・・・真の栽培法が確立していない中で、
全国各地にこの10年間に栽培が拡大した。
これから・・・「五体満足」でないブルーベリー栽培園が、全国各地に出てくる!
現在の栽培法では、これを回避できない。
「菌根植物」の本質から越脱しているからである。
ブルーベリーという植物を語る場合、「菌根植物」という項目は、一番最初に出てくる重要な特性である。
これが、なぜ削除、欠落したまま、今日まで来てしまったのか・・・不思議でならない。
「木を見て山を見ない」。
そういうことである。
ブルーべりーの根は「根毛」を持たない根である。
つまり、根毛の仕事をするエリコイド菌根菌の菌糸があって、初めて根の働きが出来る根である!
エリコイド菌根菌は担子菌門に属する菌、子嚢菌門に属する菌であるが、
何10万という菌の種類の中の一部の菌が「菌根菌」になっている。
木材腐朽菌であれば・・・・どんな菌でもエリコイド菌根菌になれるわけではない!
菌糸が長く伸びることが出来る。
枯れ葉を、植物死骸のリグニン、セルロースを分解出来る。
岩石を溶解出来る。
水分を根に供給できる。
酸素を根に供給できる。
養分を供給できる。
植物の老廃物を分解して土壌を浄化できる
ブドウ糖を根に供給できる。
以上のような能力を持った菌が、エリコイド菌根菌として要求される。
一つの菌で出来ない場合は、複数の菌で行う・・・又は菌ネットワークで行ている。
現在の日本のブルーべりー畑に、このような能力を持っている菌が殆ど生息していない。
根の代わりになつている菌が生息しない場合は・・・
夏負け。
これが五体満足なブルーベリーにならない原因である。
ならば・・・・どうやって夏負けを防止する?
適地で作る。
これが一番であるが・・・日本列島には・・・ざらに適地があるわけではない。
それでは・・・どうする?
光合成の澱粉にプラスして・・・根からエネルギーを、ブドウ糖を吸収させることである!
これまでは、これが出来なかった!
しかし、日本再生循環緑化研究所 宇井 清太の「木材腐朽菌」の発見と、
ペレポスト オーロラ1号の開発で、世界で初めて根からぶどう糖を吸収できるようになった。
まさにブルーベリー 革命である!
ペレポスト オーロラ1号で栽培すれば・・・・
無造作に「五体満足」なブルーベリーが作れる!
ブルーベリーの自生地を再現した畑に出来るからである。
buru-gotai