世界初
     バラにエリコイド菌根菌を共生させた生育。    8月写真撮影。


    猛暑の盛りに、これだけ強いシュートが出てくる!
    ブドウ糖の供給である。

   

 エリコイド菌根菌を共生させた「屋久島シャクナゲ」。   ペレポスト ペレポスト オーロラ1号栽培。
   7年前の葉が落葉しない・・・・!!
   この鉢はエリコイド菌根菌が支配しており、他の菌は生息していなことが、
   鉢の土を寒天培養して解った。

    日本のシャクナゲの専門家で、屋久島シャクナゲを・・・・このように「老化」させないで
    作った人はいないだろう。

  シャクナゲもブルーベリーもツツジ科植物、菌根菌植物である。
  ブルーベリーと同じエリコイド菌根菌と共生している。 

 上の写真の左2鉢が生育不良のため、急きょ7がつ下旬にペレポスト オーロラゴールドで植え替え。


 30日後の8月下旬の状態。
 株元から強いシュートが伸びだし、植え替え30日でこのように元気に生育。
 エリコイド菌根菌がブドウ糖を供給し、光合成不足を補った。

 生育不良ブルーベリーに
  エリコイド菌根菌生息
    ペレポスト オーロラ1号をマルチして一年後の
    7月の状態。

    元気を取り戻した。  PH6,5

  エリコイド菌根菌生息の効果
 
  左 2鉢  ピートモス  PH5,0  エリコイド菌根菌が生息しない培養土  ブルーべりー専用培養土         ハイブッシュブルーベリー
   右 1鉢  PH 6.5   エリコイド菌根菌生息培養ト ペレポスト オーロラ ゴールド 


     
   
 菌根菌と菌根の関係   ラン、オンシジューム

   1 菌根菌が生息させている培養土 
       この上に菌根植物 ラン オンシジュームの鉢を置く。

   2 オンシジュームの菌根。


      オンシジュームの菌根は菌根菌と共生するために
      約20㎝の高さから菌根菌の生息を感知して・・・・
      菌根に向かって伸びる。
      そして・・・共生関係を結ぶ。

   これが菌根菌植物の特性である。


   ブルーベリーも種子を発芽させた場合の当初の根は、
   このように伸びるが、既に菌根菌ネットワークが完成した 
   エリアでは、種子から根が伸びた瞬間に、菌根菌と遭遇し、
   菌根を形成する。

   

  ブルーべりーの根は強酸性にすると根が伸びるのではない!
  菌根菌に向かって伸びるのである。
  

ブルーべりーは新参者。
  自生地の支配者はエリコイド菌根菌である。



ブルーべりーの専用培養土はホームセンター、通販園芸業者から販売されている。

この培養土を調べてみると、ほとんどPHを強酸性しただけの・・・もの。
ブルーべりーは「菌根植物」。
この菌根植物という特異な進化をした植物に適合した・・・「菌根植物ブルーベリー」の培養土ではない。

このブルーべりー専用培養土を作っているメーカーが、頼りにしているのは「PH」の強酸性である。
強酸性培養土なら、硫黄、ピートモスミックスで・・・無造作に製造できる。
排水性、保水性、耐久性、通気性を保持させれば「ブルーベリー専用培養土」になるからである。

ワイルドブルーベリー、ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリーの培養土について、
PH値が違いように・・・ほとんどの本、栽培書に記述されている。
以前・・・「バカの壁」という本がベストセラーになったことがあったが・・・・
ブルーべりーについては・・・バカの一つ覚え・・・という諺がある通り、
ブルーべりーといえば・・・酸性土壌、それも・・・PH4,5、5,0・・・という強酸性である。
この酸度でなければ、ブルーベリーが生育できないように記述、説明されている。


この知見は何処から出たのか??・
多分ブルーベリー自生地の土壌調査、分析から生まれた「常識」であろう。
この土壌分析した人に、ブルーベリーは「菌根植物」であるという根本があってのものだったのか。
菌根植物は、ラン科もツツジ科植物も・・・「生態系」で生き続けてきた植物である。
PH値というのは、この生態系を構成する一要素に過ぎない。
土壌分析は・・・あくまでブルーベリー生態系の一部分の要素分析である。

農業における土壌分析の概念に「生態系」というものが希薄である。
ブルーべりーが菌根植物でありながら、この「菌根」ということが削除した状態で「分析」してきた。
菌根菌の生態系、菌根菌の活動、菌根の能力など削除された状態で、土壌を調査した。
菌根植物は、根毛植物のようにイオン形態で養分を吸収している植物ではない。
ブルーべりーはエリコイド菌根菌の菌糸を介して吸収している。
このシステムを考えない中での土壌調査、分析は砂上の楼閣のようなもの。
菌根植物の自生地エリアにおける菌と植物の関係は、
先住民はエリコイド菌であり、そのエリアにブルーベリーの種子が落下し発芽した・・ブルーべりーは新参者である。
ブルーべりーが自生した場所は強酸性であるなら、その強酸性のエリアでも、
生息繁殖可能な菌が生存していたということ。
その菌とブルーベリーは生きるために共生関係を結べる「菌根」になり得る根を具備しエリコイド菌根になっている。
植物、作物関係者が土壌分析する場合、主役は植物と考える。作物とする。
ここに盲点が生まれる。
なぜ・・・新参者の植物の側から・・・考察するのか??・
先住者の共生菌の側からしないのか。
ブルーべりーの土壌、培養土を考える場合、ブルーベリーが好む培養より前に・・・
エリコイド菌根菌が生息、繁殖、生存できる・・・培養土を作るべきである。
こういう培養土なら、無造作にブルーべりーは生育する。

宇井 清太の圃場栽培では、PH6,5の培養土でも、ハイブッシュブルーベリーが素晴らしい生育をする!
そのりゆうは、この培養土にエリコイド菌根菌を生息させているからである。
この菌は強酸性でも、アルカリ性の土壌でも生息、繁殖可能だから、
この菌と共生したハイブッシュブルーベリーは・・・素晴らしい生育をするのである。
この菌を生息させた培養土で・・・蛇紋岩植物も良く生育する。
つまり、共生菌を生息させたっ自生地生態系栽培である。


つまり、菌根植物であるブルーベリーを、菌削除の培養土で、PH調整しても、それは一部分のものでしかないということ。
もっと、もっと大切なことが「菌を含めた生態系分析」である。


エリコイド菌根菌が生息するブルーベリー培養土で栽培すること。
  ペレポスト  オーロラ1号
  ペレポスト  オーロラ ゴールド

 世界初のエリコイド菌根菌が生息する菌根植物用の培養土である。

土壌分析ブルーベリー栽培の誤りと盲点
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