落葉果樹の元気・・・診断

  元気なエネルギー充満の樹は、
  一気に「紅葉」して・・・一気に「落葉」する。


  老化ホルモンが、一斉に生産されるからである!
  弱った木では、下枝とか、弱った枝などは、
  秋早い時域から・・・だらだらと「老化ホルモンの アブシジン酸」
  が出て・・・落葉を始める。
  つまり、ホルモン分泌の異常である。
  
  エネルギーが少ないと・・・更年期障害が早く起こる!
  
  紅葉を見れば・・・解る!

  鮮やかな・・・オーロラの真紅の葉。 
  それが落葉性のブルーベリー秋である。
ブルーベリー栽培者にとっては、収穫もほとんど終わる8月。
ブルーベリーは多年草植物。
9月の管理が・・・来年に大きく影響する。
8月の猛暑の中で、ブルーベリーは必死になって光合成を行い、
既に来年のためにエネルギーを蓄積開始している。
9月は、気温の温度格差も大きくなり、この温度格差を巧みに利用してエネルギーを蓄える。

この時期一番重要なことは、夏負けで「光合成」が充分出来ない事です。
ブルーベリーは、本来「陰樹」です。
この植物を日本の夏、太陽さんさんの畑で、日よけもしないでの栽培というのは・・・
ブルーベリーにとって「地獄}。
来年の夏・・・甘くない・・・!!
この原因は・・・既に前年の9月に、10月に有るのです。
枝に・・・充分なエネルギーを蓄えれば・・・大成功です。
しかし、日本のブルーベリー畑では、充分なエネルギー蓄積など出来ていない。
なぜなら、ブルーベリーが「菌根植物」であるという基本中の基本が欠落しているからです。
更に「枯れ落ち葉」も「木材腐朽菌」も欠落している!
つまり、ブルーベリーが何のために「菌根」を備えているか。
その理由が・・・栽培に取り入れられていない。
伊達や酔狂で「浅根」「「菌根」になっているのではない!

北欧のブルーベリーの森は・・・「キノコの森」である!
キノコが9月、10月に生えないような畑では・・・・必ず、ブルーベリーはエネルギー不足なっている!
つまり、その畑には、自生地に構築されている「炭素循環」が無いという証明である。
ピートモス・・・にはキノコはほとんど生えない。
日本ノスノキ属の自生地も、おおくの種類のキノコが生える。

そういうことで、キノコが生える畑にするには・・・・9月、10月は重要な月である。
9月にペレポスト オーロラ1号を株の周囲に1kgから3kg撒く。
これに「生油粕」を与える。
時々の雨で・・・急速に木材腐朽菌が繁殖して・・・ブルーベリーにエネルギーを供給する!
葉の光合成で作るエネルギーと、根から吸収するエネルギーで、枝にばっちりエネルギーが蓄積される。
しかし、今年の秋にはキノコは生えない!
キノコが生えるまで、畑の地表に木材腐朽菌の菌ネットワークが完成していないからである。
晩秋に、この地表に紅葉したブルーベリーの葉が舞い落ちる。
この姿が、2年、3年、4年と継続すると・・・素晴らしいブルーベリー園になる。
ブルーベリーは多年草植物、3年後を目標に生きている植物である。
木材腐朽菌が、地表に炭素循環を完成させるにも、長い年月がかかる。

鉢植えの場合は、鉢の表面にペレポスト オーロラ1号をマルチする。
それに「生油粕」を与える。木材腐朽菌の「エサ」である。
この生油粕は・・・ブルーベリーへの肥料ではない!
生油粕の成分は、ほとんど菌糸が食べてしまう。
それにペレポスト オーロラ源液を与える。
自生地の雨である。
オーロラが作った「尿素」である。
この雨で・・・ブルーベリーの森には・・・沢山のキノコが生える!
日本でも・・・夏に雨の多い年は・・・マツタケが豊作。
雨に含んでいる尿素を、キノコの菌糸が大好きだからである!
ブルーベリーの「菌根」も尿素大好き・・・。
同じ尿素の好き同志が・・・「共生関係」を結んでいる。パートナーである。
ブルーベリーはアンモニアが良いという肥料の話もあるが・・・
それより前の窒素である「尿素」の窒素が・・・ブルーベリーの森を育んできた。
つまり、キノコの菌糸が好きなのは「アンモニア」ではない!
オーロラが作る・・・稲妻が作る・・・尿素である!

既に、木材チップ、モミガラなどを、防草、乾燥対策にマルチングしている場合は、
これに、ペレポスト オーロラ1号をパラパラ撒いて、それに生油粕を当たれば・・・
短期間に・・・ブルーベリーの森を作れる!
やるのは・・・早ければ早いほど良い!
出来れば・・・自動灌水設備がある畑では・・・オーロラ源液液を9月中に10回ほど与えると良い。
理想的には、葉の上から雨のように散水するのが良いが、地表に与えても、
ブルーベリーは素晴らしく喜ぶ・・・・
自生地の山に・・・戻ったつもりになる。


ブルーベリー栽培は・・・だましのテクニックである。
日本のつくば市、国立市であっても・・・・ここはアメリカの・・アパラチアン山脈だよ・・・。
そこに降る雨だよ・・・
そこに舞い落ちる枯れ葉だよ・・・・それが栽培法である。
こういう栽培法であれば・・・おかしなボカシ肥料など与える考えは浮かばない!
大きな勘違いは・・しない。
硫黄など撒かない!
ピートモスなど使用しない!
そういう考えの栽培になる。

   ピートモスは、2、3年で日本の高温環境で劣化し、非常に微細な泥状になる。
   特に水ゴケピートモスは、細胞壁の組成から、樹木の枯れ葉が木材腐朽菌によって分解され場合の、
   粒子とは大きな違いがある。
   ピートモスの劣化した状態は、里山の林床の土壌とは大きな違いがあり、
   ブルーベリーの菌根は酸欠状態になる。
   ワイルドブルーベリーのタイガー、ツンドラの地表は、低温だから、ドロドロには成らない。
   その上に・・・・カラマツ、松、柳、ブルーベリーの葉が落葉堆積する。
   ブルーベリーは、この堆積したところに根を張る。
   そこには、わずかな木材腐朽菌による炭素循環が営まれており・・・
   9月ともなれば・・・爆発的に・・・キノコの森に変身する。
   
   一年草の鉢物栽培では、保水という意味でピートモスをミックスするが、
   半年後、一年後に出荷するから・・・問題ない。
   ところが、ブルーベリーの植穴に大量のピートモス投入・・・。
   数年後に・・・問題が起こる畑になる場合が多い。

   ペレポスト オーロラ ゴールドは、そういう問題が起こらないように開発した。
   ブルーベリー究極の培養土である。



























来年を目指して・・・      9月に行うこと
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