菌根に改造した
  栽植15年のブルーベリーの回復。
これからは・・・世界最先端       接ぎ木菌根ブルーベリー苗木
  
    接ぎ木しただけでは、ブルーベリーは強くならない。糖度が高くならない!
フィンランドのブルーベリーの森に生えるキノコ。

   糖度を高くするには・・・・・
     木材腐朽菌の力を活用すること
近年ブルーベリーの接ぎ木苗が販売されている。
自根の挿し木苗と接ぎ木苗の違いが・・・どこにあるのか???

多くの果樹で接ぎ木で、諸問題を解決している。
果樹における接ぎ木の目的は、
病虫害抵抗性、耐寒性、耐乾燥性、耐湿性、耐暑性、土壌への適応性、果実収量、
熟期、果実の品質向上、寒害軽減、PH適応性、樹勢、樹冠、果実の糖度、
根勢、根の伸張性、根の深さ・・・などである。
つまり、台木の特性が穂木に大きく影響することを利用している。

ブルーベリーの接ぎ木の目的は・・・・上記項目の中で、
特に重要な「耐暑性」「夏負け防止」「乾燥に強い」「土壌適応性が広い」「樹勢が強い」などであろう。
つまり・・・氷河に追われて南へ逃避したスノキ属の「シャシャンボ」を台木にして、
耐暑性の弱いハイブッシュブルーベリーを接ぎ木して、少し耐暑性を強くするという考え方である。
つまり、植物の根本は根。
シャシャンボの根とハイブッシュの根に、2mほどの樹と10mにまでなる木の根の相異を利用。
ラビットアイ種にハイブッシュを接ぎ木・・・という考え方もある。
しかし、ブルーベリーの問題は、接ぎ木程度で解決できない。
「糖度」の問題が残るからである。
つまり、シャシャンボも「陰樹」であり、光合成を十分できないスノキ属の宿命を背負っている。
この「糖度」ということが、ブルーベリーからすれば、想定外の項目である。
人間を目標に進化した植物でないからである。
今後、品種改良が進めば、他の作物のように
原種からは考えられないような甘い個体も見つかるかもしれない。
しかし・・・・趣味ならそれでよいのであるが・・・果樹産業に品種となると・・・簡単には行かない。
例えば、サクランボでは70年前の「佐藤錦」が・・・今、高級品種。
30年ほど前までには、最も悪い品種で、ナポレオンの受粉樹として細々と植えられていた。
ブルーベリーの根本に「菌根」ということがあるからである。
この「菌根」ということが削除したままで、他の果樹のように接ぎ木を考えても・・・
枝葉末節のような「こだわり」でしかない。

日本のブルーベリー界は、なぜブルーベリーの根本である「菌根」を取り上げなかったのか。
不思議でならない。
日本の猛暑は、ブルーベリーに致命的な場合もあり、適地適産という農業の原則から、
ブルーベリーは大きく越脱したエリアで栽培がおこなわれているからである。
ブルーベリーが、南に逃避したが、そこで直面した大問題が「高温」による夏負けだった!
劣悪な土壌では、充分な光合成が出来なかったからである。
なぜ、劣悪な土壌でも生き続けることが出来るのか??・
「菌根」を・・・ツツジ科植物は持っていたからである。
なぜPH4.5・・・などという強酸性土壌でも生きられるのか??
菌根を持っていたからである。
ただ単に、強酸性土壌が好きなのではない。
枯れ落ち葉があり、木材腐朽菌が生息して、雨が降れば・・・酸性土壌になる。
PHがブルーベリーの主役ではなく、「枯れ落ち葉」と木材腐朽菌がが主役である。
ブルーベリー界は、大きな誤りをしてきた。

栽培できる限界に近いエリアで、しかも菌根植物であるブルーベリーを、
菌根・・という最も根本の特性を削除した苗木、更に栽培で行われてきた。

そういうことで、比較的南まで逃避したスノキ属の「シャシャンボ」を台木にして、
耐暑性を高めて、日本の猛暑を凌ぐという「接ぎ木苗木」である。
この理論は正しい。
しかし、ブルーベリー、スノキ属の全ての種が「菌根植物」である。
この菌根のことを考えないで、接ぎ木しても、多くの効果を望むことはできない!
この菌根ということがブルーベリーにあるから、ブルーベリー栽培はややこしくなる!
他の果樹に見られない根の問題がある。
「根本」。
畑に、木材腐朽菌が生息していないと・・・接ぎ木の意味がなくなってしまう。
シャシャンボも木材腐朽菌のネットワークで生きているからである。
シャシャンボが南へ逃避できたのは「菌根」を具備したからである!
この根本を削除して接ぎ木しても、大きな効果が現れないということも出てくる。
接ぎ木苗を植えたら、木材腐朽菌を生息させた畑にして、初めて接ぎ木の効果が表れる!

シャシャンボの種を撒いて台木を作っても、その根に共生菌が生きている菌根になっていない。
そういう台木に接ぎ木しても・・・・。
植物の接ぎ木では、台木の性質が穂木に現れるので・・・夕顔台に西瓜を接ぎ木する。
カイドウリンゴに・・・リンゴを接ぎ木する。
しかし、ブルーベリーの場合は・・・台木のシャシャンボも菌根なので・・・
菌根に合致した栽培をしないと、接ぎ木した意味がなくなる!
接ぎ木ブルーベリー苗木を植えるなら・・・
木材腐朽菌が生きているペレポスト オーロラ1号で栽培する!
これが本当のブルーベリー栽培である。

ブルーベリーでは、接ぎ木では問題解決にならない!

問題を解決するには・・・ブルーベリーの根を「菌根」にして、
畑に枯れ落ち葉を供給して・・・木材腐朽菌を生息させるより・・・解決の道はない!
非常に多くの品種が開発されているが、本当の営利品種は・・・これから淘汰される。
果樹として生き残れる品種は・・・・
それと共に、栽培法も淘汰される。
最後に残るのは・・・

木材腐朽菌による炭素循環ブルーベリー栽培法と、
接ぎ木菌根ブルーベリー苗木による栽培である。

これからのブルーベリー栽培は
  接ぎ木菌根ブルーベリー苗木を植えることである。

 ペレポスト オーロラ1号、 ペレポスト オーロラ ゴールドで植えること。

    
強い樹勢と糖度。
 


   日本列島、北海道から九州まで、良質のブルーベリー生産が可能になる。

ブルーベリーを接ぎ木すると
            どうなる??????
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