菌根イソギク。
宇井 清太が発明、開発した世界最先端の最終蜜源植物である。
なぜ・・・奇跡の最終蜜源なのか。
育種する上で・・・何を、どのように考えて開発につながったかを記します。
これを理解すれば、菌根イソギクが「奇跡の蜜源植物」であることが理解できよう。
更に・・・日本列島に自生する植物で、これを凌駕する特性を具備している植物はない事に気付くであろう。
蜜源植物を開発するとき、もっとも重要なことは、
1、 どんな場所、エリアにも栽植できる特性を具備していること
屋上、街路、公園、宅地、工場。水路、遊休農地、果樹園、野たてソーラー、メガソーラー。
こういう土地の土壌は非常に劣悪な場合があるからである。
低地から高山まで栽植できること。
北海道から沖縄まで栽植できること。
菌根イソギクの奇跡的な特性
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2 ミツバチの口吻の形態に合致した花構造を持っていること。
ミツバチの口吻の形態は、伊達や酔狂で・・・そういう形と機能を持っているのではない。
相手の花の構造に合わせて進化しているからである。
3 ミツバチを呼び寄せる形態及び「誘引物質」「匂い」を具備していること。
ミツバチが見える「黄色」の花であること。
4 ミツバチが最も要求する重要な晩秋に開花すること。
5 蜜と花粉の両方を供給できること。
6 面積当たりの花密度が多いこと。
7 一度植えれば永年生き続け、ミツバチの「楽園」「糖源郷」を作れること。
8 緑化、花壇栽植などの「多機能」を具備していること。
9 栽植した場所以外には自然繁殖しないこと。
10 アレルギー物質を持たないこと。
11 雑草から負けないこと。
12 花が美しいこと。
13 根が浅いこと。
以上のような条件、要素が考えられるます。
次に詳しく説明して行きます。
1 どんな場所、エリアにも栽植できる特性を具備していること
菌根イソギクの特性を一つ一つ考察してください。
こういう特性を持った植物が日本に生息していたことが・・・奇跡であることが理解できよう。
他の蜜源植物を30項目に照らし合わせ見てください。
ほとんどの植物が・・・欠点を多く持っていることが理解できよう。
2 ミツバチの口吻の形態に合致した花構造を持っていること。
この項目を宇井 清太は非常に重視した要素。
花に通う昆虫、鳥、哺乳類を観察すると、花の構造の進化は、それらに合う方向で進んだからである。
ミツバチの口吻に会わない花では、蜜源植物として新たに開発する意味がない。
菌根イソギクの花を見てみよう。
1 花弁が無い!
2 ミツバチの口吻に会わせた小さな孔が雌蕊の周囲に開いている!
3 ミツバチのために大きな花舞台(花の集団)を準備している。
あちこち飛び回る必要ないように、同じ場所で多くの蜜、花粉を収穫できるようにしている。
これはイソギクから見れば、晩秋の寒空の中飛んできたミツバチを・・・
他所に飛ばさないようにするためでもある。
イソギクも子孫を残すために・・・ミツバチに・・・いたれり、つくせりの・・・オメテナシ。