ブルーベリーのブッシュ状の株。
この株元から新梢が何本も発生するのは、若返りのためであるが、
それと同時に、この枝の隙間に枯れ葉を落し、それが他所に飛ばないように、
枝で囲い込みをしている。

これを理解すれば、、この「炭素循環ブルーベリー栽培法」は理解できる。
風で飛んできた種子が芽生える。
胚乳があるから、どうにか発芽できるが、
それからの生長は貧しい・・・雨の尿素と、
光合成のエネルギーになる。
ここではまだVA菌根菌は共生はない。
VA菌を根が探すのか、根がVA菌を探すのか・・・
まだ、解らないようである。
株の周りに枯れ落ち葉があり、木材腐朽菌が生息するから、
株の周りの土壌は肥沃になり、
株は・・・円形になる。
ブッシュになるツツジ科植物に見られる姿である。
ブッシュのブルーベリー種も、種子から大きくなる時は、
こういう生長の姿になる。
細かい枝は、枯れ落ち葉を他所に飛散させない工夫である。
噴火間もない火山の大地は不毛の地。
36億年前の地球と同じである。
ここに最初に生きた生物は・・・硫黄をエサにして生きたバクテリア、34億年前の化石で解ったという。
新燃岳も硫黄を含んだ強酸性の火山灰で覆われている。
ここに、多くの、シダ植物、キノコなどの胞子が落下する。
落下傘のような種子の多様な植物の種子も飛んでくる・・・。
ここのところが36億年前の地球と異なるところ。
植物の生力は、この不毛の地を、やがて植物が生い茂る大地に変えてゆく。
始めは、わずかな植物死骸、枯れ落ち葉と木材腐朽菌。
天から雨が降ってくる。尿素の含んだ雨が・・・窒素となって植物を育む。
こういう不毛のエリアでは、リン酸が欠乏するから、植物はリン酸を供してくれるVA菌根菌と共生する。
VA菌は、約30億年前に生まれた菌である。
痩せた土地に自生する植物のほとんどにVA菌根菌は共生するには、30億年の植物が発明した秘技である。
ブルーベリーにもVA菌根菌が共生する場合がある。強酸性土壌の場合に見られる。



上の写真は、不毛の火山灰大地が、ツツジ科植物キリシマツツジによって、
その枯れお落ち葉と木材腐朽菌の分解能力によって、次第に肥沃な土壌に改良され、
やがて、多様な草木が自生するエリアに遷移することを示している。
キリシマツツジが大きな円形に生長して行くとき、
株元の円内エリアはどういう変化をしていたのか。
土壌のPHは次第に強酸性から弱酸性に変化するだけではなく、このエリアは、次第に木材腐朽菌が支配するエリアになってゆく。
株が大きくなるということは、より多くの枯れ落ち葉が堆積するということである。
木材腐朽菌にとっては多くのエサがあるということは、より多く繁茂することが出来るということである。
木材腐朽菌の菌糸は、エサと、温度と、湿度と空気があれば、どこまでも伸びてゆく。
樹木の根のように限られたエリアに伸ばすということはない。
地球上で最も巨大な生物は「クジラ」ではない。
木材腐朽菌である。東京ドーム何10個のエリアに繁殖している。

つまり、キリシマツツジが生長して大きくなるのと並行して、地表では木材腐朽菌と頂点とした微生物ネットワークが、
次第に大きなエリアに構築されている。
自然が行う土壌改良である。
ブルーベリー畑にするとき、硫黄、ピートモスを施与するのが「土壌改良」ではない。
それと同時に、ブルーベリー自生地の微生物ネットワークを畑に構築して、
はじめてブルーベリーのための「土壌改良」である。
新燃岳では・・・何100年を要して・・・土壌改良している。

人間が原野を開拓して畑にして作れるのは、作物だからである。
原種の植物を栽培すれば・・・簡単に生長してくれない。
それは、微生物ネットワークが開墾によって破壊されるからである。
水田、畑というのは、破壊されつくしたエリアである。
だから、ブルーベリーは、よく育つわけはない。
突然10アールに200本のブルーベリーを植えても・・・
自生地にある枯れ落ち葉の「再生循環」が無い。

ブルーベリーの根は、枯れ落ち葉が堆積した場所に適応したもの。
深く、広い場所に張らないのは、菌根菌の菌糸に・・・・
水分、養分、酸素の調達を「丸投げ」しているからである。
光合成負け組植物は、根を伸ばすエネルギーも節約しなければならないからである。
畑に植えると、風で株が飛ばされるが・・・・

水田、畑にブルーベリー苗を植えるという行為は、自然界にはない。
自然界では・・・あくまでも「種子」~スタートする。
ブルーベリーが氷河に追われ・・・新天地に移住するには「種子」~である。
上の新燃岳のキリシマツツジが大きなブッシュ状の株まで成長するには・・・何10年の年月が必要である。
少しづつ・・・徐々に枯れ葉が多くなって・・・木材腐朽菌が住み着いて・・・
やがて、住みよい土壌に改良して・・・大群落の自生地になっている。
ところが、ブルーベリー畑を作るということは・・・
ブルーベリーが何10年かかって・・・創り上げる土壌を、ピートモス、硫黄をまいて、
一年で作り上げる・・・・。
PHだけ真似ても・・・ブルーベリーが喜ぶわけはない。
これまでのブルーベリー栽培法に、枯れ落ち葉も、木材腐朽菌も書かれていないことが、
不思議でならない!
浅根性のブルーベリーの根は、その多くは土壌に張っているのではない!
枯れ落ち葉が朽ちて土壌化した場所に張っている。
そこは粘質土壌でも砂質土壌でもない!
木材腐朽菌が作り上げた・・・枯れ落ち葉由来の土壌である





ブルーベリーは、なぜ、不毛の地でも光合成を十分できない状態でも生きられたのか。
答えは・・・・
この不毛の地にもコケ、地衣類、松、カラマツなどの「枯れ落ち葉」があるからである。
こういう植物が生えていれば、必ず「植物死骸」「枯れ落ち葉」が地表に堆積している。
ここが、宇井 清太の炭素循環栽培法」のポイント!
更に、多年草の樹木は、生長するにしたがって、自身の枯れ落ち葉の数を増やしてゆく。
この枯れ落ち葉を樹木は無駄にすことはない。
自身の根圏のリアに落して堆積する。
この場所には、枯れ落ち葉を「エサ」にして生きている「地表の掃除屋木材腐朽菌」が棲んでいる。
つまり、樹木は、同じ場所で永年生きるために「木材腐朽菌」を「養殖」してりうのである。
その代わり、木材腐朽菌が分化し作る「糖」を得る。
光合成が不足した場合の「エネルギー補完」のためである。
これまで、植物は・・・木材腐朽菌を利用して「糖」を調達しているという知見はなかった。
しかし、ラン科植物の無胚乳種子は、枯れ落ち葉の中で発芽してりるという事実。
胚乳の代わりに・・・どこからエネルギー源の「糖」を得ているのか?
この場所には、枯れ落ち葉を木材腐朽菌が分解して作った「低分子糖」のみ存在する。
VA菌根菌、エリコイド菌根菌も枯れ落ち葉の「リグニン」「セルロース」を分解できない。
地表の好気性条件下で「リグニン」「セルロース」を分解できるのは木材腐朽菌である。
木材腐朽菌の2億8000万年の生存の歴史は、「地表の掃除屋」としての生活である。
地球の隅々まで・・・・・。

更に、ツツジ科植物、ラン科植物には、葉を持たない・・・光合成しない菌従属植物である「腐生植物」がある。
更に、葉で光合成しながら・・・あるステージでは菌従属植物と同じように、
菌糸から糖、養分を調達している「イメガサソウ」が存在する。
部分的菌従属植物!
こういう植物がツツジ科植物に存在するということは・・・・
同じ種族のブルーベリーが、これをパクリしないというのは考えにくい。
同じようん逃避行を続けている仲間が、こういう手段で生き延びているなら・・・・
それをパクってでも生きることをするのが「生き物」であろう。
花カマキリは・・・・ランの花に似せてまでも・・・生き延びている!
ブルーベリーは逃避行を続ける中で同行している「ウメガサソウ」を真似たのではないか。
ブルーベリーにとって、毎日が常にエネルギー不足の生活。
悲しいかな、松、カラマツのように大木になれない特性。
光合成負け組植物。
ウメガサソウは更に小さく・・・枯れ落ち葉の中にうずくまるように生きている。右写真。
この姿は・・・ブルーベリーが種子から芽生えたときの姿を極めて似ている!
つまり、ブルーベリーの大きな木ではなく、発芽して間もない幼木時代の、
光合成を考える必要がある。
小さなブルーベリーは・・・ウメガサソウを真似て大きくなったのではないか??
このウメガサソウの根には「エリコイド菌根菌」が共生しているものあれば、
共生していないものも見られるようである。
つまり、窒素があれば・・エリコイド菌根菌と共生しなくとも生きられる。




ブルーベリーは氷河から追われ、安住の地を探したが、
ブルーベリーに残されていたのは、非常に痩せたエリアだけだった。
肥沃な土地に落ちたブルーベリーの種子は、芽生えても・・・他の植物から負けて、
生き続けることが出来なっかった。
かろうじて生きられたエリアは・・・他の植物が生きられないような場所。
同じツツジ科植物のキリシマツツジも・・・・。
不毛の地を、自ら生産する枯れ葉と木材腐朽菌とで、少しづつ開墾、改良して、安住の地とした。
更に、別な菌とも共生関係を結びながら生きることにした。
その姿が、現在にスニキ属植物の自生地である。
自生地には、ブルーベリーの土壌改良の歴史がある。
そうして作り上げたPHである。
強酸性土壌は、土壌改良の過程であり、途中の状態である。
更に改良が進めば、弱酸性土壌になる。
日本のブルーベリー畑でも、強酸性土壌でくとも、ブルーベリーが良く生育している畑がある。
強酸性土壌を好む・・・のではなく・・・仕方なしに泣き泣き生きている・・・ビルベリーは。





















ツツジ科植物の部分的菌従属植物。 ウメガサソウ。
小さくとも・・・木。

   光合成と同時に・・・菌からもエネルギーを調達している
   「ウメガサソウ」
   スノキ属植物が自生する森林に自生している。
    サハリン、日本、朝鮮、台湾、中国東北部・・・。

   分厚く堆積した枯れ落ち葉に注目。
   スノキ属の株元にも、枯れ落ち葉が堆積している。
北欧のビルベリーの自生地。 ビルベリーが強酸性の地を枯れ落ち葉と木材腐朽菌で開拓して、
松、カラマツなどが生えることが出来る土壌にした。
ここの土壌を深く掘ればPH4,5前後の強酸性土壌である、。
しかしブルーベリーが根を張っている枯れ落ち葉が堆積しているエリアのPHは、弱酸性である。
問題はPHの強弱ではなく・・・木材腐朽菌と枯れ落ち葉の有無である。松は強酸性土壌では、
生きることが出来ない。北欧の不毛の大地では、ビルベリーがパイロット植物。ブルーベリーの
枯れ葉は、株元に落葉する。この分解養分で翌年生きられる。再生と循環がブルーベリーの森である。
北欧の大地。
 カルーナ ’ブルガリス’    新燃岳のキリシマツツジの群落と似ている。
不毛の大地の植物遷移。
  樹木が生えるようになった土壌の表面には
  木材腐朽菌が住み着き、キノコが生えるようになる。
更に土壌改良が進むと・・・
円形の株と、円形の株が接着するようになり、
キリシマツツジの大群落が生まれる。

こういう状態を継続すと、枯れ落ち葉が分厚く堆積するようになり、
樹木が生える場所になる。
キリシマツツジは、枯れ落ち葉が多くなるにしたがって円形に落下するから、
この範囲に枝を伸ばし円形状に大きな株に生長する。
他の草に負けないようにする。
このような株になるとm土壌は、他の植物も生えられるような土壌になるからである。
キリシマツツジと木材腐朽菌によって土壌改良された地表は、
強酸性土壌ではなくなっている。
株は・・・円形に大きくなる!
  株の周囲に落下する枯れ落ち葉。ここに生息する木材腐朽菌。
  株の周りには、木材腐朽菌が作る「糖」「養分がある。
  だから、ブッシュの姿は・・・円形になり、次第に円の直径は大きく成長する。 
  不毛の地を、自分の枯れ落ち葉と木材腐朽菌で、土壌改良しながら成長している。
  この時土壌を測定すれば強酸性である! 
  しかし、枯れ落ち葉のところのPH5,5から5,8位の弱酸性である。
  落下傘種子の「イネ科」植物も、株に生えるようになる。
  草原とキリシマツツジのエリア争奪戦が始まっている。
  ブッシュにするのは貴重な枯れ落ち葉を、他の植物に与えないためである。
ツツジ科植物のキリシマツツジが芽を出し、
小さな株になる・・・。
キリシマツツジの枯れ落ち葉が株元に落下する。
キリシマツツジのブッシュ状の枝は、
他所に枯れ落ち葉が飛散しないようになっている。
こういう状態になれば、根にはVA菌根菌が共生する株もある。
株の周りには木材腐朽菌が生息。
風に乗れる落下傘種子落下し芽生える。こういう種子は、
相当多くの植物の種子に見られる。
コケなども生えてくる。種類は限られる。
僅かではあるが植物死骸が、枯れ落ち葉が生まれる。
直ぐに枯れ落ち葉をエサとする木材腐朽菌が生息
始める。
新燃岳に噴火。
   降り積もった火山灰は山を覆う。
   一木一草もない荒涼たる大地。 


第三紀時代の温暖な地球の気候は、第四紀時代(258万8000年前から現代)に突入すると、
一転して寒冷期、氷期に突入して、北極周辺のシベリア、アラスカ、カナダに自生繁茂していた植物達は、
発達した氷河に追われ南へ、南へ避寒の逃避行を続けることになる。
第四紀時代には、4万から10万年の間隔で氷河期が北半球のヨーロッパ、北アメリカに起こった。
氷河期と氷河期の間の間氷期は温暖な気候になり、第三紀周北極植物は・・・南に逃避したり、北に帰ったり、
何回も生きる場所を求めて流浪した。
その果てに、現代は・・・現在に地で生息している。
この地球の気候変化に翻弄された植物達ではあるが、枯れ落ち葉の中に生息する木材腐朽菌、
微生物ネットワークは、気候変動に翻弄されることはなく・・・・現地にとどまった。
菌の胞子は-18℃で生命活動を全て停止させ、休眠に入る。
氷河の下で永い休眠をしていた。
この氷河期に南へ逃避した植物、動物も、大陸での氷河の発達に変化があり、氷河が発達しないエリアもあった。
この逃避ルートを誤った植物は、大陸氷河に行く手を阻まれ絶えた。
氷河の発達しないエリアは限られており、したがって南への逃避ルートは限られており、
北アメリカ東部のアパラチアン山脈より東部の大西洋沿岸と、
ユーラシア大陸東部の朝鮮、日本、中国の東部から雲南までのエリア。
ヨーロッパ大陸は分厚い氷河が覆い、このエリアには南へのルートは遮断され、
このルートで逃れた植物はヨーロッパを横に走るアルプス山脈で阻まれ、、それ以上南への逃避は出来なかった。
イタリアの山に自生するブナ林はである。
この林には、クリスマスローズ、カタクリなどの第三紀周北極植物が自生する。
ちなみにクリスマスローズは、中国雲南、チベットヒマラヤに隔離分布するのは、この理由による。
ユーラシア大陸の東部の逃避ルートには、ツツジ科植物の部分的菌従属植物「ウメガサソウ」が、
サハリン、北海道、朝鮮、日本、台湾、雲南に自生している。
スニキ属の南への逃避行と同じルートで一緒に南下した植物である。
この「ウメガサソウ」がツツジ科植物に存在することが、ブルーベリー栽培で非常に重要なこと。
これについては、別項目で詳しく記載する。

第四紀時代の地球の気候は安定することなく、温暖と氷期が繰り返され、
その度毎に、南へ、北へ・・・・また南へ・・生息地を求めてさまよい、気候に翻弄された。
そして、スノキ属400種は、現在の地で生きている。
現在のこの地も、今後の地球温暖化で、移動しなければならなくなるかもしれない。
しかし、この激しく変動した気候に翻弄されながらも、生き続けることが出来たのは、
どういう術で・・・生き残ることが出来たのか。

この逃避行は・・・・現在のブルーベリー畑のように、人間が苗木を植え他のではない。
最初は種子である。一粒の種子である。
ブルーベリーの種子は、タンポポのように、落下傘のように風で飛散して、新天地を求められない。
鳥などから食べられれ・・・糞で拡散して行く・・・。
糞が落ちた場所の違いによって、芽生えても・・・ブルーベリーは、森の「負け組植物」だから、
近くに強い植物が芽生えれば、光、養分争奪戦で負け生き続けることはできない。
ブルーベリーは多年草の樹木である!
負け組植物の樹木というのは、同じ場所で生き続けなければならないから・・・
近くに強く早く生長する樹が生えれば生き続けることはできない!
そういう場所で芽生えたブルーベリーの幼木は次々の死んでゆく・・・・
たまたま・・・不毛の地の他の草木が生きられないような場所に落ちた種子が、
生き残って、次第に群落をつくる。
この状態がブルーベリーの自生地である。
この状態に近い環境は、北欧のブルーベリーの森。
不毛の地でも生きられる・・・松、カラマツ林の林床。
この森は、貧栄養だから、日本の杉林のように林床が暗くはい疎林である。
陰樹のスノキ属植物は、この喬木の隙間の光、木漏れ日の光で充分ではが生きられる。
つまり、肥沃な土壌のところに種子が落ちたのは、競争に負け絶える。
不毛に近い劣悪な場所は、競争相手がいないから生き延びられる!
最後の氷河期は一万8000年前である。
現在のスノキ属の自生地は、これ以降の生息地である。
しかし、ここで逃避行が終わったわけではない。
気候に翻弄され逃げ惑うブルーベリーには、他の植物との競争という、
更に過酷な運命が待ち受けていたのである。
そして見つけたのが、酸性土壌の不毛の地であった。
強酸性土壌では、リン酸が吸収できない状態で、更に窒素も非常に少ない。
この解決のために、VA菌と共生し、エリコイド菌と共生し、
こういう不毛の地でも生きられるようになった。

ところが、こういう状態を、人間が表現すると・・・・
ブルーベリー、ツツジ科植物は「好酸性土壌植物」の代表的な植物!
そういうように観察する。
ツツジ科植物も、ブルーベリーも伊達や、酔狂で、好きで、好きで・・・・
他の植物が生きられないような劣悪な場所で生きてきたわけではない!
子こういう生活を何万年もしていると・・・「貧乏性」が身体に染みついて・・・・
そういう場所に慣れて、いつの間にか、そういう体になった。
しかし、ブルーベリーに最後に残ったのが、光合成を十分できないということであった。

例えば、日本人が、ブラジルに移民いたとき・・・・
牛肉を大量に食べる食習慣に適応できなくて、激しい下痢に何か月も襲われた。
やがて・・・一年もすると・・・消化器官は、それになじんで下痢しなくなる・・・・
そういうことであろう。

不毛の地に移住するとは・・・どういうことか

現在の地球上でもっとも不毛の地は新たに噴火した火山エリアである。
このエリアに、植物はどのようにして進出し繁茂しているのであろうか。
こういう場所の最も早く生える植物にツツジ科植物である。コマクサも・・・。
パイロット植物の姿から、ブルーベリーが強酸性土壌で群落を作る状態が想像できる。
日本の火山と植物を見たとき、良い例が九州の高千穂山系の「新燃岳とキリシマツツジ}である。
写真で説明する。
























































































































































































































































































































気候の変動に・・・・     翻弄され続けたブルーベリーたち(第三紀周北極植物達)
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